ショールームで恐怖体験

2010.12.19.Sun DIARY

石田です。冬なのに夏みたいなことがありました(笑)

うちのトイレは水洗です。ってまあそれは現代においては当たり前のことなんですが、水の流し方は昨今のように特にハイテクなわけでもなく、普通にタンクの横にあるレバーを引いて水を流すタイプです。
このレバーでよく起こることが、レバーをきちんと戻しきってなくてトイレの水が延々流れ続けてしまうというハプニング。おそらく皆さん「あるある」と思っていただけると思います。
あれは厄介ですよね、感覚的には完全に戻しきったつもりなんですから自分では大抵気付けませんし。
で、以前うちでもそういうことがあったことはあったんです、一度だけ。で、「あー気をつけなきゃいけないな」と思っていたんですが、先日またそれがありまして。とりあえずみんなに注意喚起しとこうと思って藤田さんに声をかけたんです。
その時の状況は、店内には私と藤田さんの二人しかおらず他のみんなは外。外から誰か入ってトイレに行ったなら絶対にわかるはずで、それがなかったので私は藤田さんが一番最後にトイレに入ったものだと思い込んでいました。

私「藤田さん、さっきトイレに入りました?」
藤「へ?いえ、入ってないですよ?」
私「えっΣ(゜Д゜)あれ?じゃあ工場長とかが入りました?」
藤「いや、来てないっすね」
私「…………」

…こういう会話をしますとですね。
原因には心当たりがあるし、確実にそれが正解だろうという考えも頭にあるにも関わらず、なんだか不意に不気味に思えてきてしまうものでして。
はい、つまり、なんだか怖くなってきてしまいまして。その…幽霊的な何かのことを話してるような気持ちになって(笑)なんてお手軽恐怖体験…。
まあ後々考えたら一番最後に入ったのは私だったわけなんですが(最低)ってことは結構前から流れっぱなしになってたってことでものすごい自責の念に駆られたんですがとりあえずそれは置いといて。まだこの話は終わりではないんです。

一連の流れを経てきゃーとかわーとか叫びつつ怖くなってきた私を見て、どうやら藤田さんの中の悪戯心に火が点いてしまったらしくですね(笑)
「まあ車工場には大抵どこもいますからね、幽霊なんて*:.。.:*゜( ´∀`)゜*:.。.:*」と笑顔で言い出し更に怯える私(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
そして藤田さんは、以前働いていた車屋さんで実際に体験した心霊現象と思われる出来事を教えてくれました。

藤田さんは以前某国産車の車工場に勤めていました。そこである日、事務作業をしなければならず10,11時まで一人で居残って業務をこなしていたそうです。
事務所の机のすぐ横には窓があり、そこからは工場が見えるようになっている造りで、工場にはリフトが3台。もう遅い時間なのでシャッターは既に閉められ、工場内の電気もすべて消灯していたそうです。

※黒丸が藤田さん

黙々と作業を進める藤田さん。しかしその耳に突然、奇妙な音が聞こえてきます。
どこか聞き覚えのあるその音は、自分のすぐ横の窓から見える真っ暗な工場内から聞こえてくる…。動揺しきった頭の中に、その音の正体の心当たりが浮かんできました。
聞き覚えがあるのは当然です…なぜならそれは、藤田さんが毎日のように聞いてる音。

誰もいない工場の中で、事務所にいる藤田さんから見て一番奥のリフトが、独りでに動き出す音だったのです。

藤「………………(;゜Д゜)」

明日の朝やろう…即座にそう判断した藤田さんは、荷物を超速で片付けて一目散におうちへと帰ったそうです…。

トイレの水が流しっぱなしになっていたというだけの話からまさかそんな本格的な話を聞くことになると思っていなかった私の恐怖を是非想像してみてもらいたいんですが(笑)
「大丈夫、大抵の幽霊って何もしてこんらしいですから( ´∀`)」とまだ私の恐怖をあおってくる藤田さんに半泣きで「やめてくださいよ!(;Д;)」と返しながら、とりあえずその場はそのまま各々の業務へと戻っていきました。

しかし、本当の恐怖はここからだったのです……!

そんな会話をした割とすぐ後。いきなりショールームの方からガタン!という音が。
え、と思った次の瞬間。今度はもっと大きな音で、

ガタ―――――――――――――――ン!!!!!!!

 

藤「ア―――――――――――!!!Σ(;゜Д゜)」
私「エ―――――――――――!!!???Σ(゚д゚;Ξ; ゚д゚)」

……さて。ここで補足説明なんですが。

先日発表になった新型メガーヌ ルノー・スポール。その発売に先駆けて、当店舗にはメガーヌRSのボードが到着しておりまして。

それをこんな感じで壁にかけておいたんです。
写真ではもう改善して壁に開けた穴に引っ掛けたフックに下がっていますが、この話の時にはまだ別のフックを粘着テープで壁に引っ付けていただけでした。
ここまで言えばもう何が起きたかはあえて言うこともないと思うんですが(笑)

そうです。まさかのこのタイミングで、このボードが落下したんです。

これにはさすがの藤田さんも完全にすくみあがり、私も唖然としたまま固まってしまいました。
元はと言えばそんな脆い仕様で飾っていたことがそもそもの間違いなんですが、あまりにもあんまりなタイミングだったのでこれは勘違いしてもいいですよね(笑)これ、幽霊の仕業なんじゃないの!!
落ちたボードは我に返った藤田さんの手によって無事に元の姿よりも更に強固な姿でそこに返り咲きましたが(このときの会話→藤「トイレの水を止めたから幽霊が怒って…」私「もうやめてくださいってば!!」)
いやはや本当にびっくりしました…お客さんがいなかったのが不幸中の幸いです。ごめんねメガーヌ(´・ω・`) 
落ちた衝撃で角っこに傷を負っても燦然と輝いているメガーヌRSのボードを、お店に来られた皆さんはどうか目に焼き付けてやって下さい…!

ちなみに私は本来ホラー全然大丈夫な人です(笑)ホラー映画もホラーゲームも全然平気です、むしろ大好き。ただし2次元に限る(ゲームもプレイは無理(゜∀゜))
現実世界の肝試しとか心霊写真とかは全力で逃げます。現実はだめですよ現実は……(´・ω・`) 

試乗申込はこちら
カタログ請求はこちら

Renault Japon OFFICIAL SNS