東日本大震災…

2011.03.16.Wed DIARY

お久しぶりです石田です。
タイトルにもありますように、3月11日に発生しました東日本大震災。多数の被害者の方達の様子をテレビで見るたびに、胸が締め付けられる思いです。
いつかちらりとここにも書いたような気がしますが、私は以前関東に住んでいました。そのため私の大切な友人たちの大部分は関東地域に住んでいます。被災地真っ只中の福島に住んでいる子もいます。

11日はすごくバタバタしていた日で、私は一人夕方に買い出しに出ていました。その時に自分の携帯をチェックしてみると父からの着信履歴が。
父からの電話などそうそうあることではなくその時点で嫌な予感はしました。折り返してみると予感は的中。ちょうど買い出し先が電気屋さんだったので急いでそこに向かい、放映されているテレビを見て愕然としました。
店舗にいる時に見たyahooトップニュースで地震の文字は見て取れていたんですが、まさかここまでひどいものだとは微塵も思っていませんでした。ただただショックで、しばらくその場に立ち尽くして動けなくなりました。

正気に戻った後関東の友人たちにいそいで連絡を取りましたが当然のごとくつながりません。結果的にもう夜という時間になって友人たちから続々と連絡が入りだすわけですが、もう本当にそれまでは頭が真っ白の状態でした。
ただ一人福島の友人だけは数日経っても安否の確認ができず。もしかしたらもう彼女はいないのかもしれない、二度と話すこともできないのかもしれないと思ったら、毎日が気が気じゃありませんでした。
おかげさまで彼女もなんとか無事が確認できたわけですが、今全国には私のような人たちが溢れ返っていることと思います。
自分の大切な人がどこでどんな気持ちで、どんな状態でいるのかがわかりたくてもわからない。それは想像以上に自分の心を蝕むものでした。
被災地にいらっしゃる方のそれとは比べるべくもないですが、それでも本当に辛いものです。自分はなんて無力なんだろうと打ちひしがれました。

今回の地震で私たち販売店やお客様にも少なからず影響が出始めています。
新車をご購入下さった方、部品の発注を頂いていた方の中には、船が出港できない関係で納期の遅延が発生してる方もいらっしゃいます。
メーカー側もまったく先が読めない状態ですが、今必死に改善に向けて動いています。ただ、計画停電などによってまだまだ思い通りにいかないのが現状です。どうか皆様にはご理解の程、よろしくお願いいたします。
同じルノーの販売店さんの中にも、計画停電の範囲内に入られたところがたくさんあります。一刻も早く状況が落ち着くようただただ祈るばかりです。

被災地の状況は日々過酷さを増すばかりです。宮城、福島、岩手はもちろんですが、東京や横浜という首都圏内でさえ物資が不足している状態です。その事実だけで、今回の地震がいかに大きな爪痕を日本に残したのかがわかります。
救援に向かわれている方、ボランティアの方も体力的にも精神的にも本当にお辛いことと思います。けれどお願いするしかありません。どうか少しでも多くの命を助けてください。
遠く離れた地でできることは少ないかもしれませんが、義援金などできることを少しでもやっていく所存です。

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