カングークルール到着~

ルノー小平 店長の中川です。

 

カングークルール(MT)の展示車がようやっと到着しました。色はブルークレール(青)です。

去年のクルール発売時とは異なり、今年は展示車が取れたんです。良かった...。

更にご注文戴いたクルールも順次到着しつつあります。

一昨日はベールジャルダン(緑)が到着。もう数日でオランジュアンダルー(橙)も到着予定です。

もちろん展示車とは別にブルークレール(青)も到着予定です。

 

昨年の3倍の供給台数ですが、既に橙はAT・MT共に完売。ローズのMTも完売です。

『色を見てから決めたかったけど、カングージャンボリーには行けなかったし...』という方、

納車までの間は置いてありますので外から色をお見せするのは出来ますよ!

(もちろん触るのはNGです。)

橙以外でしたらまだ在庫がちょっと残ってますのでお急ぎください。(店長)


メガーヌⅢHB ~店長インプレ CVT・PS~

皆さんこんにちは。ルノー小平 店長の中川団です。

 

今回は前回お話しなかったCVTについてお話を。

そもそもCVTとは無段変速機のことですが、MTやATのように歯車の組合わせで変速しません。

文字通り『無段』なので、有段ATのような変速時のエンジン回転の落ち込みも無ければ、

シフトアップ時の僅かなショックも存在しません。

有段ATでは不可能な5,8速とか6,5速とか、そんな半端なギヤ比も自動選択できますし、

だからこそ、非常にスムーズで滑るような感覚に感じるんです。

これが、独特の音や加速感に表れるんですね。

 

ところで、有段ATには4~8速、MTベースの自動MT(ルノー車で言えばクイックシフト)なども、

種類や構造など様々なタイプがあり、拘りを持っている方もいらっしゃると思います。

実はCVTにも複数のタイプがあるんですね。

スチールベルト式、トロイダル式、チェーン式、ゴムベルト式、副変速機付、乾式複合ベルト式

等などです。この他にも第一世代、第二世代、第三世代などでの分け方も有ります。

車格や投入できるコストなど、どのタイプを採用するか?で性能も大きく変わります。

世間ではCVTをまとめて論評する方もお見受けしますが、『CVTは良い』とか、

『CVTだからダメ』とかは一概には言えないんですね。

 

<では、メガーヌHBに搭載されているCVTとは?>

スチールベルト式CVTにトルクコンバーターを組合わせた第三世代のCVTです。

日産では『エクストロニックCVT』と呼んでいるタイプですね。

実はこのCVT、非常に賢いんですよ。

どのくらい賢いか?というとですね...

旧型のメガーヌⅡで採用していた4速AT(DP0)は9つの変速パターンから最適なパターン

を選んでました。

ところがメガーヌⅢのCVTはまったく違います。

『アクセル操作』、『車速』、『勾配負荷』、『コーナーリング負荷』などの走行状況を

毎1/100秒でモニタリングし、700以上の変速パターンから最適なものを選択します。

更に、自己学習(AI)機能も備わっていますので、乗り手の運転傾向を蓄積し、

乗るたびに『良い感じ』になってきます。

つまり、トルクやパワー面で『一番おいしいところ(ギヤ比)』を使える、という事ですね。

 

今回メガーヌⅢに搭載するにあたり、ルノー用にマッピング変更してるとは聞いていましたが、

正直、乗るまでは疑っていました(笑)。

しかし、こんなにGOODな仕上がりになっているとは驚きです。

2000回転までは欧州車っぽい出足で、無駄に回転を上げていかない設定のようです。

しかし、2000回転以上になるよう踏み込むと、前述のCVTの『無駄の無い効率的な』特性が

はっきり表れてきます。

エンジン回転はさほど回っていなくても、気が付いたら結構スピードが出てたりします(汗)。

表現が難しいですが、出足のエンジンの振動や走り出し感はルノーの味そのものですね。

エンジン&CVTが日産との共同開発であることを忘れてしまう程、味付けがきちんと

ブランド分けされてます。

夏場のアイドリング時に日産のエンジンでは有り得ない?電動ファンの高回転ぶり(笑)は、

まさしくルノーのエンジンみたいで良い意味でニンマリ。

 

更にそう感じさせるもう一つの要素が、エンジンブレーキが効くところですね。

これは全く予想外でした。だってCVTですよ!エンブレ効くとは思いませんよ(笑)。

もちろん、過去のルノー車程大げさなエンブレでは有りませんが、停止するチョッと前から

感じる事が出来ますよ。

 

そしてもう一つの驚きがパワステです。

今回のパワステは相当変更されていますね。メガーヌⅡとは大違いです。

電動パワステだと言われても、『え?油圧でしょ?』って疑うくらいに自然な完成度です。

メガーヌⅡに比べると適度に重いため、扱いやすいくせにシビアな調節ができる、

という相反することが出来るようになってます。本当に指の動きだけで車が反応するんです。

反発力、応答性など、全てにおいて自然なんですね。

電動パワステにありがちな『軽くて回るけど、タイヤの向きがイマイチ分からない』なんて事は

全く無いですね。

これまでのルノー車の電動パワステでは最高の出来栄えだと思います。

 

さて、これまでの店長インプレは如何でしたでしょうか?

ご興味のある方は是非ご来店ください。お待ちしております(店長)


メガーヌⅢHB ~店長インプレ 足回り・剛性~

ルノー小平 店長の中川です。

今日はメガーヌⅢHBのインプレです。

評論家では有りませんので、いつもの如く身勝手な感想ですので悪しからず。

 

まず前提ですが、今回のインプレは当店試乗車のプレミアムラインベースでコメントします。

では早速~。

走り出してすぐに気が付くのは低速時でのギャップの拾い方です。

メガーヌⅡとは明らかに違いますね。

メガーヌⅡでは低速時はそれなりにギャップを拾うんですが、時速30~40km以上になると

フワッっと静かになり、フランス車らしいしっとりした乗り味に変化しました。

しかし、このメガーヌⅢ(プレミアムライン)は最初の走り出しからそうなんです。

車速が上がってもそのしっとりした安定感は変わらず、ラグナⅡに似ている感じでしょうか。

 

コーナーリングでもこの足はとっても凄いんです。

『プレミアムラインなのに、なんでこんなに踏ん張るの?乗り心地も良いのに』って感想です。

GTラインじゃなくても十分スポーティでしょう~。

それにコーナーリング中の荒れた路面での段差吸収が非常に良いんです。

まるでスキーのモーグルのようです。

すっごいスピードで滑走しているのに、上半身は安定しており膝下だけがヒョコヒョコ動いて

衝撃を吸収しているイメージですね。運転者は静かな表情です。

  

で、搭載されている日産との共同開発というCVTにも驚くんですよ~。

CVTはアクセルを踏み込むとエンジン回転だけが上がり、『ウィーン』と唸りながら加速する、

そんなイメージが強い方もいるでしょうが、今のCVTはそんな大雑把ではないんです。

 

次にボディ剛性です。

普通の交差点でも分かりますが、ちょっとしたコーナーリングをするとその剛性感を感じます。

 

 

 

フロントとリアの足回りの変更に伴う剛性アップについては以前コメントしましたが、それ以外

にもまだあるんです。

 

リアフェンダーの細さを見てください。

この細さで、あの剛性を出すのには技が入ってます。

リアタイヤの真上のリアフェンダーの縁を指で摘んでみると分かります。

360度折り曲がっている事に気が付くと思います。

 

一般的にこの部分はL(エル)字型に折れているか、もしくは350度ぐらい迄折り込まれて、

外側と内側に若干隙間が空いている程度の仕上げ車両が多いんです。

メガーヌⅡの時はにここを完全に折り曲げて、ピッタリくっつけたんです。

これにより格段に剛性アップしたそうなんです。

今回のメガーヌⅢでは更に進化させて採用しています。

やはりピッタリ折れてくっついてますが、その接合部分の処理がメガーヌⅡとは全然違います。

触っただけでも『これはまたやってきたな?』という気分ですね。

今でこそ、これに近い仕上げは他車種でも目にしますが、早い段階でこのクラスに採用して

きたメガーヌシリーズの拘りが脈々と感じますね。

 

今回インプレのご紹介ができなかったGTラインですが、こちらは車高が12mmローダウン

されてサスペンション剛性がプレミアムに比べてF:+19%、R:+10%となり、シートは

ルノースポールテクノロジーが手がけたスポーツシートを採用しています。

 

こちらはもっとスポーティーな走りを見せてくれます。

 

因みに私の好みですが...乗り味はプレミアム、エクステリアはGTラインの組合せが良いですね。

GTラインも乗りましたが、非常にすばらしく『走り』を感じる&『その気』にさせる足回りですが、

こちらは予想通りというか、『まぁそうだろう』という感想です。

個人的は好みはプレミアムラインの足ですね。

やっぱりフランス車っぽさが強い方が好きです~。

そうそう、最後に付け加えますが、メガーヌⅡで賛否両論あった初期制動の鋭いカックンブレーキ

ですが、メガーヌⅢには引き継いでおりませんのでご安心を。(店長)


メガーヌⅢHB ~機能・性能 その②~

ルノー小平 店長の中川です。

前回のつづきです。

 

◆新設計のサブフレーム。

前足には直径62mmのダンパーによってサブフレームとサイドメンバーを連結させています。

このお陰で...

 ①横方向の剛性アップ(メガーヌⅡの3倍)。

 ②コーナーリングのフロントの動きを最小化し、パワーステアリングの応答性をアップ。

 ③ブレーキング時のエンジン慣性動揺を低減して車両の安定性アップ。

などが実現しています。

これに加えて後足も旧型から変更されています。

リアの車軸の空洞化により軽量化を行い、加えて上級車種のラグナに採用されている

2種類のゴムを使用したブッシュを採用し、乗り心地向上に貢献。

 

◆パワーステアリング。

メガーヌⅡでは賛否両論あった電動パワステですが、今回大きく進化しました。

ステアリングレシオは1/17⇒1/16へ変更。

各種センサーの精度向上により、2.4mm/秒 だった感知能力が 0.6mm/秒 へ向上。

つまり、ほんの1mm程度動かしてもそれを感知して微妙な車線変更をしたり、コーナーリング

時に微調整できたりします。

応答性や操舵感覚、重さの自然な感じは油圧パワステレベルです。すごい!

 

◆静粛性

メガーヌⅡに比べ、音に対しての対策がかなり施されています。だからとっても静か。

 ①継ぎ目の無い1ピースで作られたエンジンルーム(ワンピースバルクヘッド)。

  

 

 ②フェンダー内側に遮音材を貼付。

  

 

 ③音の進入が多いワイパー下の水受けのタンクを改良。

  

 

◆安全性  ユーロNCAP 5スター!

 ①ESP・・・ルノー&BOSCH共同開発の8.1アンダーコントロールロジック付きをを採用。

        トラクションコントロールのON/OFFスイッチを装備。

  

 

 ②ブレーキ・・・フロントは直径280mm(メガーヌⅡ比+20mm)、リアには260mm(同+20mm)

  のディスクを採用。100km/hから制動距離がメガーヌⅡよりも2m短縮。

  (メガーヌⅡの時のような『カックンブレーキ』はありません...(笑))

  

 

 ③6エアバッグ(前席、前席サイド、カーテン)

  サイドからの衝撃に素早くエアバックを開く為にドアとBビラーにダブルセンサーを採用。

  

  前席エアバッグは衝撃や部位(胸部、腹部、骨盤)に応じて圧力が変化。

 

 ④リアにはシートベルト下への乗員の沈み込みを防ぐアンチサブマリンシートを採用。

  

 

 ⑤バックソーナーを標準装備(GTラインはフロントソナーも装備)

  

 

◆最後に私の個人的なお気に入り装備を2つ。

 ①ディレクショナルバイキセノンヘッドランプ

  メガーヌRSでも採用されたこのヘッドライトが2グレード共に標準装備です。

  このヘッドランプはステアリング操作に連動して光線が水平方向に動くので、見えにくい

  交差点曲がり角やコーナーを照らしてくれます。

  動く角度は、コーナー内側に15度、外側に8度の範囲です。

  実際に使うと、裏道や住宅街の暗くて狭い交差点などではとっても便利なんです。

  でも夜エンジンかけてすぐにライトが『ウィ、ウィーン』と動くのはカッチョ良い。

  どうやらライト適正位置の自己診断を毎回しているらしいが...。

 

 ②自動防眩ルームミラー

  プレミアムラインのみの装備ですが、遠視で老眼が始まりつつある私には嬉しい装備。

  この手の装備は比較的反応が遅かったり暗すぎたりと相性や好みがありますが、

  メガーヌの反応スピードと防眩濃度は非常にいいですね。カングーにも欲しい...。

 

という感じでざっくりとご紹介しましたが、今回のメガーヌⅢHBで唯一私が不満な点があります。

それはリアシートのダブルフォールディングです。

これは実際やってみないと気が付きませんが、メガーヌⅡの方が使いやすかったです(泣)。

 

次回はいよいよ走行インプレッションです。お楽しみに~。(店長)


メガーヌⅢHB ~機能・性能 その①~

ルノー小平 店長の中川です。

シリーズの今回はメガーヌⅢHBの機能・性能その①です。

全部は書ききれませんので、私の好みと大雑把なポイントだけですよ~。

 

◆エンジン

エンジンは日産と共同開発の2.0L 16V(M4R)。

  ・最高出力・・・・103KW(140PS)/6000rpm。(メガーヌⅡ:130PS)

  ・最大トルク・・・195Nm(19.9kgm)/3750rpm。(メガーヌⅡ:191Nm)

   (2000回転で最大トルクの87%を発揮。)

  ・パワーウェイトレシオ・・・9.6kg/ps。(メガーヌⅡ:10.2kg/ps)

  ・燃費(10:15mode)・・11.2km/L(社内測定値)。(メガーヌⅡ:10.6km/L)

とまぁ数字はこんな感じです。(ユーロ5対応ですので燃費が向上してます。)

しかし、一番嬉しいのがタイミングベルトでは無くなった事ですね。

タイミングチェーンなんです。

そうです。この車はタイミングベルトが切れる心配も、交換するコストも考えなくていいんです。

 

でも『どうせ日産と同じ感じなんでしょ?味が無くなったのでは?』と思う方もいるかもしれません。

何を隠そう、私もちょっと心配してました。

しかし!違います!ルノー用になってました!

だから燃料もハイオクですし、エンジンオイルもエルフ(の粘度)です~。

アイドリング時の音は確かに日産チックですが、走ると味付けが違いますね。嬉しかった~。

でも日産車との比較は日産系列のルノー店しか分かりませんね...(笑)。

 

◆ミッション。

既にご存知の型も多いと思いますが、CVTです。

6速マニュアルモード付きCVTで有段ATの8速以上に相当するワイドレンジ。

 ・変速比 : 1~6速/2.349~0.394、ファイナル6.466

       (メガーヌⅡ:2.724~0.710、ファイナル4.478)

乗った印象は次回以降にエンジンとともにインプレッション編で細かくお話しますが、

このCVTはルノー車用にマッピング変更しているそうです~。

 

長くなりましたので続きは次回に。(店長)