セールスアドバイザーの安田です。
今回はブレーキとタイヤについてのお話です。
まずはブレーキについて。
トゥインゴRSのブレーキは4輪ディスクブレーキ。
フロントには熱の抜けをよくしたφ280mmのベンチレーティッドディスクを採用しました。
このディスクは実はメガーヌハッチバックで使用しているディスクブレーキなんです。
ちなみにφ240mmのリアディスクブレーキ、リアキャリパーもメガーヌハッチバックのものを採用しています。
さらに、フロントのブレーキキャリパーには新型ラグナに採用している
アーテ製キャリパー(ホイルシリンダー内径φ57mm)を使用しています。
アーテと言えば、フェラーリやポルシェ911にも使われているブレーキシステムの専門メーカー。
メガーヌや新型ラグナなどの上級クラスのブレーキシステムを使うところからも、
トゥインゴ ルノー・スポールの走りへの本気度が伺えます。
ちなみに、トゥインゴGTはフロントはφ260mmのベンチレーティッドディスク、
リアはドラム式のブレーキとなり、トゥインゴRSとは全く違うブレーキシステムです。
タイヤは195/40R17。
これだけのコンパクトなボディサイズにこのタイヤは正直驚きました。
やはり走りの為の車なんですね。
ホイールが大きくて、カッコイイです!
(しかし、リアはディスクブレーキとの間がスカスカしてる気が・・・。)
スペアタイヤは185/55R15。
パンクしたら、「無理をせず帰って来てください!」と言うことでしょうか。
最後に横滑り防止装置(ESP)ですが、
こちらはどの速度域でも100%カットすることが出来ます。
これにより、コーナーでもESPが介入せず、思い通りのライン、スピードで曲がる事ができます。
ESPがカット出来ないと、リアを少し滑らせながら走ったり、
滑らせて車体の向きを変えたりと言うのが、難しくなります。
緊急ブレーキアシスト(EBA)は付いていません。
これがついているとガンっとブレーキを踏むと装置が働き、制動距離が極端に短くなったり、
思った以上のブレーキの効きになってしまったり・・・。
EBAが無いと、自分が踏んだだけブレーキが効き、思い通りの荷重移動や、ブレーキングができ、よりサーキット走行に適しています。
思い通りにトゥインゴ ルノー・スポールを操れたときの快感と楽しさは計り知れないのではないでしょうか。
次回はルノー・スポールの心臓部エンジンについてのお話です。