セールスアドバイザーの安田です。
さて、いよいよ走行についてのお話です。
エンジンとミッションの部分で少し、シフトフィーリングなどをお話いたしましたが、
今回はルノー・スポールの真骨頂、サーキット走行についてです。
乗り込んだ時はトゥインゴRSとは少し様子が違い、
ドアの厚みやシートに座った瞬間の安定感。
どっしりと落ち着いた印象を受けました。
「ずいぶん大人のスポーツカーだなぁ・・・」と思いながらシート調整。
トゥインゴRSが『動』のスポーツカーとするなら
ルーテシアRSは『静』のスポーツカーといったところでしょうか。
しかし、その印象はコースに入った瞬間に全くの間違いであることがわかりました。
1速から2速へシフトチェンジがカチっと入る気持ちよさ。
2速で一気に加速。4000回転を過ぎた辺りからの猛々しいエキゾーストノートに
ワクワクしながらステアリングを握っていました。
コースを2周したのですが、1周目は
シャシーがどうとか、ステアリングの感覚がどうとか、サスペンションがどうとか、
正直、全く気にせずに夢中で走ってしまいました。
とにかく・・・
乗っていて楽しい!!!!!
面白い!!!!
ワクワク!!!!
ゾクゾク!!!!
身体が震えるほど楽しい車です!
「あ、いけないいけない、研修なんだからしっかり勉強しないと。」
と思いつつ2周目に突入。
冷静になって乗っても何とも面白い!
シャシーはがっちりとしていてコーナリング時でもぶれません。
足回りがしなやかで粘ってコーナリングしてくれます。
この辺は以前 ~足回り・ブレーキ~ のブログでお話しましたが、
サーキット走行でも違わずの走りです。
コース上に急なコーナーが何箇所かあったのですが、
ステアリングを切った分だけ、素直に反応してくれるので、
素人の私でもクリッピングポイントを上手く捕らえて走ることが出来ます。
しかも、自然吸気エンジン(NA)なので、アクセルも踏んだ分だけ素直に反応してくれる。
NA好きの私にはたまらないフィーリングでした。
この辺のコーナリングのよさはサーキット以外の公道でも体感していただけると思います。
今回まで、数回に分けてルーテシアRSをご紹介してまいりましたが、
ルーテシアRSというマシンについて、少しでも知っていただけましたでしょうか?
速いのは当たり前ですが、1つ1つの操作、動きが何とも楽しい!
加速、減速、コーナリング。
街乗りでも十分にワクワクを体感できる1台だと思います。
普段はフランス車らしいしなやかな乗り味、華麗なボディラインを備え、
いざとなったらとてつもなく猛々しく走るモンスターマシン。
『静』と『動』、2つの性格を兼ね備えた至極の1台ではないかと思います。