ルノー小平 セールスアドバイザーの安田です。
さて、今回はルノー車開発の心臓部に潜入!ルノーテクノセンター訪問です。
・・・と言いつつも撮影はココまで。機密情報が多い為、撮影はNGです。
で、この『テクノセンター』とは何かを簡単にご紹介。
1990年代に入り、新型車の開発→生産までの期間の大幅な短縮や、
部品の共有化によるコスト削減などを目的とし、
パリ郊外の150haもある広大な土地に設立されました。
『研究』『開発』『プロトタイプ製造』などを同じセンター内で行う為、それぞれフィードバックや
意見交換がしやすい環境にあるんです。そのため、開発期間を相当短縮する事が出来ました。
実は・・・ルノーがテクノセンターの設立を迫られたのにはある日本の自動車会社の
ヨーロッパ進出が影響しているんです。その当時、日本の自動車会社は
新型車の開発から生産までの期間がとんでもなく短かったんです。
それに対抗する為に、ルノーもこのように各部門を一箇所に集約したセンターを作ったんです。
このセンターではなんと、1万人以上の従業員が働いています。
センター内には美容室があったり、パン屋さんがあったり、銀行があったり、
家に帰らなくても、ここで十分に生活出来そうな程たくさんのお店があります。
私の仕事環境の中に『会社に美容室がある』なんていう感覚が全く無かったので、
正直驚きました。まるでショッピングモールにいるみたいな感覚でした。
ここで開発されたものが、ヨーロッパ各地で生産され、
はるばる海を渡って日本にやって来ます。
ルノーの心臓部を少しでも知れた事はこの旅で一番の貴重な体験でした。
まだまだ色んなテクノセンターの話がありますので、ぜひ、ショールームで!