新型トゥインゴ ~リアエンジン・リアドライブ~

2016.10.10.Mon DIARY

ルノー小平 セールスアドバイザーの安田です。

 

今回は新型トゥインゴの目玉でもあるRR(リアエンジン・リアドライブ)について。

「RRって何?」と言う方も多いかもしれません。

簡単に言うと、車の後ろにエンジンがあって、後ろのタイヤが駆動しているんです。

トランクルームの下にこんな風にエンジンが入っています。

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今のルノー車はほとんど前にエンジンがあって、前のタイヤが駆動している

FF(フロントエンジン・フロントドライブ)なので、全く逆の構造ですね。

 

RRは私の中では一部のスポーツカーでしか使っていないイメージでしたが、

今、ルノーでRRを作る事、RRに乗る事とは?いろいろな特徴を交えながらご紹介します。

 

①足元の広さと視界のよさにビックリ!

フロント部分にエンジンが無い分、乗り込んだときの足元のスペースがとても広く取れるんです。

わずか全長3.62mなのに大型セダンにも負けないんじゃないかと思うくらいゆったりです。

視界のよさもばっちり!

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シートポジションが他のライバル車と比べても10cmほど高いので、

見下ろしながらゆったりと運転できます。

ボンネットも短く、高さもないので、全く視界の妨げにもならなんですよ。

見下ろし角度も12.1°とクラス最大級です。

これもフロントにエンジンが無いことによる恩恵ですね。

 

②ハンドルの切れ角に驚き!

これはぜひ試乗で体感してみてください!

フロントにエンジンが無い分、タイヤが信じられないほど大きく切れます。

目いっぱいハンドルを切ると、こんな感じ。相当な角度ですよね!

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(最大切れ角は外側36°、内側はなんと49°も曲がります!)

角度で言われても・・・ですが、軽自動車と同じくらい!と言えばわかりやすいでしょうか。

一部の軽自動車よりも最小回転半径(4.3m)が小さいんです。

 

このハンドルの切れを生み出すのがバリアブルギアレシオステアリングというシステム。

大きくハンドルを切ったときには大きくタイヤが切れるようなギアに。

中立域では微調整しやすい正確なハンドリングと安定感をもたらすようなギアになっています。

これがまた、すごいんですよ。

フルロック近くまで切ると「ぐん!!!」とタイヤが切れてくれるのが手にとってわかります。

 

③前後サイズ違いのタイヤとバランス

後ろにエンジンがある車はどうしても、後ろに車重がかかり、重くなりがちです。

だから、後ろのタイヤ幅を広めに取って支える必要があるんです。

トゥインゴもRRですので、これに違わず後ろのタイヤのほうが2cmほど広くなっています。

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「タイヤ4本セットでオトクです!」

っと言うような買い方は出来ないかもしれませんね・・・2本ずつ購入して下さい。

ちなみに・・・前後でタイヤサイズが違うのでタイヤローテーションも出来ませんのでご注意を。

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後ろが重くなる・・・と言いましたが、それでもトゥインゴは前後比48:52

RRとしてはかなりのバランスのよさ!

なぜかと言うと、ボンネットにはバッテリー(これ結構重いんですよ!)やラジエーターなどが入っています。

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ボンネット内を空にして荷物スペースを作らないのはこのバランスの為でもあるんでしょうね。

 

④やっぱり乗って楽しい!後ろからグングン!

やはり、スポーツカーに採用されているようなシステム。

後ろからグングン押されるような走りは、ちょっとアクセルを踏んだだけで「おおっ!」っと、

思わずニンマリしてしまいます。

エンジンからの力がダイレクトに駆動輪に伝わる構造はFFと同じですが、走り心地は全く別物。

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もともとFR車(フロントエンジン・リアドライブ)に乗ることが多かった私としては、

この背中を押される感がとても懐かしく、楽しく走れました。

(走行については次回のブログでご紹介します。)

 

いかがでしょうか?新型トゥインゴはRRを採用したことにより、様々なメリットを手に入れました。

次回はいよいよ新型トゥインゴで走ります!

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