ルノー小平 セールスアドバイザーの田中です。
新型メガーヌ ルノー・スポール、もうご覧になりましたか?
ドライバーの感性に訴えかけてくるような走りの性能はもちろんですが、
まずはそのデザインに一目惚れしてしまった方も多いでしょう。
迫力のある佇まいはもちろんですが、どこか品のあるボディラインがルノーらしいです。
あなたが見た一番好きな角度はどこでしょうか?
ひとつと言われると悩んでしまいますよね。
たとえば私ならこの角度でしょうか。
ワイドフェンダーと大径ホイール、「R.S.ビジョン」も印象的に見える角度です。
ローアンドワイドにかまえた凄みがカッコいいんですよね。
この多機能なR.S.ビジョンのデザインは話題の新型アルピーヌA110のデザイナーによるもの。
R.S.の意匠に機能をもたせるなんて凄い発想だと思いました。
このシステムはポジションランプ、コーナリングランプ機能、
フォグランプ、遠距離を照らすハイビームによって構成されます。
LEDランプにより様々な光を構成することができ、
ハロゲンより20%明るく、より白い光を発します。
また、はるかに長寿命であることも魅力です。
また、デイライトであるCシェイプデザインがR.S.ではウインカー機能も兼ねています。
LEDのデイライトがウインカーの時はオレンジに変わります。
LEDならではのバリッとレスポンスのいい点灯具合がいいですね。
筋肉のようなワイドフェンダーに設けられたアウトレットはエンジンルームの排熱のために機能しています。
走りの性能とデザインの融合が随所に見られるのも嬉しいですね。
サイドシル下のスペシャルフラップ(黒色)はレーシングカーをイメージ。
10cmほど重心を低く見せる効果もあり走りのイメージを際立たせます。
リアディフューザーの空力フィンを直角に立てるバーティカルデザインが印象的。
本物のスポーツカーを連想させるワイドバンパーとセンターマフラーが特徴になっています。
車両のモード切替でサウンドも変化します。心躍るアフターファイアもここから。
19インチホイール(名:インテルラゴス)はF1ブラジルサーキットの名前。
近年のホイールの形状や色使いは興味深いですね。
ブレーキはブレンボとコラボ、踏んだ時のフィーリングがよく(カックブレーキではない)コントロールしやすい。
これはクルマの質感UPであり疲れにくさにも繋がります。
いかなる時も「正確に安心して止まれること」は何よりも大事。
ブレーキ周りを考えただけでも良い買い物のように思えます。
新デザインのR.S.ロゴが採用されています。
この黄色のマークも由縁があって90度回して見るとルノーマークが二つ並んだデザインになっています。
ルノーの歴史を知るファンなら納得のデザインではないでしょうか。
リアカメラはルノーエンブレム(ロザンジュ)と一体となっており、デザインを邪魔しません。
カメラと四方のセンサーを使ってパーキングサポートを行います。
ハンドルが勝手に回るのでスポーツカーでありながら電子的で近未来的な感覚も味わえます。
大柄な車体ですから運転が少し苦手なドライバーには心強いですね。
反対にフロントのロザンジュにはエマージェンシーブレーキサポート(アクティブブレーキ)
のためにミリ波レーダーユニットが配置されています。
前方車両との距離を検出して、衝突の可能性が高まると警告音やブザーにより回避操作を促します。
万が一安全に減速できない場合は、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突時の被害を軽減します。
他車では「いかにも」というユニットがフロントバンパー内に見かけるものですが、
ルノーのロザンジュには結果的にこのような活用法もあったというところでしょうか。
デザイン編とは異なりますが、このエンブレムは何?という方もいらっしゃるかも知れません。
これは4コントロールといって4輪操舵の機能を指しています。
そうです。後ろのタイヤも切れるのです。細かいメカニズムは割愛しますが、
もしモータースポーツの世界ならレギュレーション違反ですね。
「小回りが利く」、これはどちらかと言えば二の次。
4コントロールは速く走る、ラップタイムを縮めるために採用されたルノー・スポール渾身のメカニズムなのです。
自ずとステアリングの舵角量を減らせるのでスピードUPした時のスタビリティを高めます。
緊急回避などのダブルレーンチェンジもより安定してスムーズにこなし、ロール量も少ないので同乗者にも優しい。
後輪操舵を用いたクルマは他社でもいわゆる「超高級車」のカテゴリーにあることから、
Cセグメントで同様の機能を教授できるのは本当に素晴らしいことだと思います。
まだまだ話足りないエクステリア編。
またそれぞれのパーツにフォーカスをあててお話できればと思います。