セールスアドバイザー(SA)の安田です。
今日はメーターのお話。
メーターと一言で言っても様々なものが内蔵されています。
スピードメーター、タコメーター、ガソリンメーター、水温計などはご存知の方も多いと思いますが、
普段あまり気にしないような各種警告ランプも内蔵されています。
これらの機能のうち、どれか一つでも異常があると困ってしまいますが、
メーターの異常なのかどうかを判断するのは素人では難しいものです。
この『メーターの異常』をチェックする方法が実はあるんです。
・メーターがキチンと動いているか?とか
・警告ランプは全部点灯するか?というチェックです。
ルノーのテクニシャンはしょっちゅうやっていますが、
意外と簡単ですので今回は裏技としてご説明します。
(因みに車両の取扱説明書には載っていません・・・。)
この機能はカングー(07モデル以降)、ルーテシアⅡ迄のモデル、
メガーヌⅡフェーズⅠ迄のモデル等に付いておりますが、
旧車や一部の車種、それに最近のルノー車には無い機能です。
特に最近のルノー車はメーター類の診断をCLIPという専用のコンピューターで行う為、
このメーターチェック機能そのものがなくなったようです。
チェック操作は簡単です。
オンボードコンピューターのボタンを押しっぱなしにしながら、キーをONの位置に回すだけです。
(カードキーの場合は、キーをさしてオンボードコンピューターのボタンを押しっぱなしにしながら、
ブレーキを踏まずにエンジンスタートボタンを長押し。)
チェックモードの時にオンボードコンピューターのボタンを何回か押すと、
ガソリンの残量なども出てきます。あくまで目安ですが・・・。
チェックモードを解除する場合はまたキーをOFFの位置に戻してください。
(カードキーの場合はメーターについているリセットボタンを押すとチェックモード解除になります。)
正常な状態だと、針は全部振り切り、警告灯類はすべて点灯します。
もし、異常があれば、針が動かなかったり、警告灯が付かなかったりします。
いかがです?時にはご自分の車のチェックをしてみては如何でしょうか?