ミニチュアで辿るルノーの高級車の60年・・・4「ルノー 30」

2011.08.27.Sat DIARY

ながきにわたってその合理性と快適性が愛されたルノー16。
少ないながらも、日本においても、いまだにファンが大事に乗っていらっしゃる
ようで、各種イベントなどで、その姿を見かけます。
さて、そんなルノー16にとって代わるニューモデルが1975年に登場。
実は、このルノー30が出ても、まだしばらくルノー16は生産され続けて
いたのですが、このルノー30は16の後継というより、その上のクラスとして
大型実用車の究極を目指した?のでしょうかね。
俗に言う「PRV」のV6エンジンを搭載、分厚い豪華なレザーシートにしょぼい
デザインのインパネがなんともミスマッチながら、ああ、やっぱり、大型実用車
なんだと妙に納得させられてしまうんです。
実際、少し遅れて登場する「ルノー20」こそが16の正統な後継モデルだったの
かもしれません。
この「ルノー30」、私は、リアルに見たことがありました。その昔、カーグラ誌で
ボルボ264やプジョー604V6・SL とともに比較テストされたその一台。
最初はシルバーだったのですが、後にオーナーさんが紺メタにオールペン。
学生時代、富ヶ谷のキャピタル企業に入庫しているのを数回見てました。
紺色に茶色のブロンズガラス、ブラックレザーシートのなんともシックな色の組合せ。
リヤゲートには誇らしげに「V6」のエンブレム。フロント周りは、丸目4灯の黄色の
ヘッドランプ。視覚的には、当時のパサートやアウディバリアントのようにも見え
西独車っぽい雰囲気でした。
その後、富ヶ谷近辺のANNEXという中古車屋に並び、その後の行方は・・・
そんな思い出があった「ルノー30」の紺色を見つけたので、思わず買ってしまった
わけなんです(笑)
「ルノー30」も後に、インパネにを少し色気を出したり(それでも素っ気無かった)
シートがより豪華になったりと、見た目実用車でも中身は高級車・・・感を強めて
いきました。
しかしながら、さすがに、高級車で5ドアにはそろそろ無理が・・・
でも、ルノーは着々と次なる一手を開発していました。
次は、あっと驚く装備と、フランスらしいのエレガンスが込められた、ルノー初とも
いえる、真の高級車の登場です。
ルノー横浜青葉のブログをご期待下さい。

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