セールスアドバイザーの田中です。
今回はトゥインゴのエンジンオイル交換風景です。
まず現行トゥインゴにはジャッキアップポイントがありません。
前後タイヤサイズが異なりスペアタイヤが搭載されていため、
そもそも車載工具でのジャッキアップは必要がないという考えですね。
自宅で作業したい派にとって少し残念ではありますがそこは前向きに。
カタログなどでご存知だと思いますが、RRのトゥインゴの下回りはこのようにフラット。
RR意外ではありえないほど本当にトコトン平ら。
良く言えば空力に有利なレーシングカーのような佇まいなのであります。
・・・私の場合は幼少の頃ブームだったラジコンカーを思い出します。
エンジンオイルのドレンボルトは車両後方側。
カバーもなく、位置といい黒色のパネルといい判り易いですね。
ジャッキアップさえできれば自分でもオイル交換出来そうなのですが・・。
ちなみにボルトは凹の四角。輸入車ならではの特殊工具ですね。
そしてエンジン前方側にはオイルエレメントがあります。
画像中央奥にある黒丸がそうです。
さすがに車両の下に潜って手を回すのは困難な位置ですね。そもそも潜るのは危険。
トゥインゴの場合は1年または1万キロごとの交換サイクル。
長期間使用するので基本的には同時にオイルフィルター交換も推奨しています。
下から丁寧にエンジンオイルを抜いていきます。
充填するエンジンオイル量0.9Lターボの場合で4.3L(フィルタ交換時)
ルノーエンジンに最も適した純正指定オイルの銘柄は、
ELF EVOLUTION PRO-TECH5W-40 1,609円(1L/税込)。
1.0LNAの場合も4.3Lとなり、オイル銘柄は
ELF EVOLUTION RN-TECH5W-30 1,814円(1L/税込)。
いずれも交換工賃はフィルター同時交換の場合に3,240円(税込)です。
補足として、多くの欧州車はエンジンオイルを消費する傾向があります。
トゥインゴの場合の最大許容消費量は、約0.5L/1,000kmとなります。
消費量に応じて早めにオイル量低下の警告がでるので安心ですね。
エンジンオイルレベルゲージでの確認は簡単ですが、
エンジン暖気後、水平な場所へ車を止め、エンジンを止めて各部のオイルが
オイルパン(底部)に戻るまで約10分間待ってから始めましょう。
ちなみにゲージの下限(MINI)マークと上限(MAXI)マークの間のオイル量は0.9L~1.1Lです。