ルノー小平セールスアドバイザーの田中です。
梅雨にしてもここ数日の豪雨、そして寒暖差は勘弁してほしいものです。
身体慣らす間もなく夏日ですし、ちょっと体調管理に気をつけたいところですね。
そんなこの季節、ふと気づけば愛車のブレーキローターが錆びだらけ。
「新車なのにもう錆びが?!」と、心配しているオーナー様がいらっしゃるかも知れませんね。
結論から申し上げれば、「ご安心ください、そういうものです」。
というのも忘れる頃には錆びも消えて元通りになっているからです。
なぜ錆びがでるのかというと、素材が「鉄」だからです。
単に鉄を濡れたまま放置したから錆びたのです。でも大丈夫。
もう少しだけ詳しく説明すると、自動車のブレーキローターの多くは「ネズミ鋳鉄」という材質が使われています。
ネズミ鋳鉄は錆びやすいのですが、耐摩耗性や耐熱性に優れているのでブレーキに適した素材として用いられています。
もちろん冒頭にお話したように、画像の赤錆程度であればブレーキに問題はありません。おそらく違和感すらないでしょう。
あまりに酷い錆びの場合は走り始めにブレーキに違和感を感じることがありますが、
そのような時は初めだけゆっくりブレーキをかけてください。
ブレーキパットが徐々にローターの錆びをそぎ落として、またピカピカのブレーキローターが出てきます。
↓この位の見栄えになると些か心配になりますが気にしないでください。
少しお話がそれますがフロントホイール中央の赤錆も同じ考え方です。
ルノー車に関わらず新車の時からこの状態のクルマが大半ですが、どうか驚かないでくださいね。
錆び自体に何ら問題はなく、部位に適した素材を選んだ結果というところでしょうか。
出るべくして出る錆びと、放っておいてはいけない錆びがあるので不安に感じることがありましたらご相談ください。
当然、ボディの錆びは放っておいてはダメですよ。
早速タッチップペイント等で補修しましょう。