ホイールのお話(スタッドレスタイヤはおはやめに)

2018.12.19.Wed DIARY

セールスアドバイザーの田中です。

いよいよ日本海側でも降り始めましたね。

こうなると例年急激に品薄になるのがスタッドレスタイヤ。

需要と供給のバランスを計りながら生産量は予め決まっているので乗り遅れると大変です。

「待てば買える」と思っていたら今シーズンが終わってしまいます。

当店お勧めのタイヤホイールセットもついに欠品している商品が出てしまいました。

 

この時期は続々と配達されてくるスタッドレスタイヤセットでちょっと工場が窮屈になります。

新品タイヤのセット、またはホイールのみご購入、そして保管サービスご利用分など様々。

年内の工場はいつもに増してフル稼働!とにかく冬支度は早めのご予約がお奨めです。

 

さて、下の画像はカングーのリアブレーキ周りです。

初めてご覧になる方、日本車との大きな違いはご存知ですか?

・・・・、はい、よく見れば車両側にねじ切り穴があいていますね。

一部の車両を除いて日本車は車両側からねじ切り山が出ていて外側からナットで締め付けるわけですが、

欧州車は画像のようにボルトナットで外から締め込むのです。同じホイールでも根本から異なるのですね。

アルミホイール用とスチールホイール用でボルトナットの種類も異なります。

 

また、ナットと同じ働きをする山型のテーパー角がキモになっていて角度が誤っていると正常に締め付けできません。

超高速回転しつつ負荷のかかる部分ですから万が一があると怖いですよね。

ちなみに締め付けトルクや注意事項は説明書に記載があるので知っておくと良いですよ。

 

その他にもホイールのPCDは車種によって100mm、108mm、114.3mmが混在しており、

ハブ系は60mmと66mmがあるので注意が必要です。

社外商品をお探しの場合は当店にご相談いただくのが安心ですが、

どうしても外部で購入されるのであれば最低でも適合確認がとれている商品にしましょう。

 

経験と腕に覚えのあるオーナー様であるほど慎重にお願いします。

図のようにジャッキの形状も多くの日本車と異なるので車載工具を使いましょう。

規格違いはよくあるお話なのでまずは新鮮な気持ちで望んでくださいね。

 

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