ルノーカードキー 取説に書いてあるコト

2022.04.20.Wed DIARY

ルノー小平セールスアドバイザーの田中です。

「取扱い説明書」一度は読んでいただけましたか?!

言わば基本動作ですが、便利な機能を意外と見逃しているかも!?


はい、今回は現行ルノー車に採用されているハンズフリーのルノーカードキーのお話です。

主に現行ルーテシアⅤ、キャプチャーⅡ、メガーヌⅣなどから採用されています。

車両によって機能の有無がありますが、早速再確認していきましょう!



便利機能① 【スーパーロック】

操作方法:ドアロックボタン2回押し

機能説明:エンジン停止後、閉め忘れた窓ガラスを閉めることができます。

また、窓ガラスを割られて内側のドアノブを引かれてもドアを開くことができません。

※車内に乗員が残っている時は絶対に使わないでください。防犯を兼ねたスーパーな施錠です。



便利機能② 【ルームランプなどの点灯機能】

A)操作方法:☀ボタン 短押し

機能説明:エンジン停止後、上記操作でルームランプ、アンビエントランプ、ヘッドライト等が約20秒間点灯。

「フォローインホーム」機能とも呼ばれ、治安が悪い国などでは、家の中に入るまで照らしておく時に使われます。

日本では地下駐車や夜間など、遠くから愛車を見つけることにも一役買ってくれます。



B)操作方法:☀ボタン 長押し

機能説明:エンジン停止後、上記操作で前記のランプ類が点灯し続けます。その際にアラームが2度鳴ります。

消灯する時は、もう一度☀ボタンを押します。

夜間車外でちょっと光が欲しい時など、わざわざエンジンを始動する必要はありまん。

20秒ごとに☀ボタンを「おかわり」する煩わしさもありません。


ここからは、逆にご注意点。

「これって故障してる?!」 → 「いえ、それは仕様です」なところ。


ポイント① 【自動ロック解除の一時休止機能】

全てのドアをロックした状態で8日間経過すると、

ロック解除を含むハンズフリー機能はOFF(休止)になります。

車に近づいても開錠しません。週末にしか乗れない方、そういう仕様です。


ポイント② 【電池交換の必要性】

運転中は車両側との通信のため、常に電波の受信/発信を繰り返しています。

そのためわずかですが電池の電流を消費しているので、内蔵電池の交換が必要です。

これまでより電池の消費が激しいように感じるのはそのせいかも知れません。

とくに新車時の電池は、家電製品のリモコンなどと同様に「お試し」性が強いようです。

ボタン電池の規格はお馴染み「CR2032」なので、電気屋さんやコンビニでも入手可能です。

※ちなみに緊急時の開錠方法は過去記事参照


ポイント③ 【正しく機能しないことがあります】

カードキーの近くでスマートフォンや携帯電話、ノートPCなどの通信機器を使っている。

カードキーを金属製容器(キーケースなど)に収納している。カードキーの近くに強い電波を発信する装置がある。

ポケットやカバンの中でスマホと一緒になっていませんか?

機能しない時は何かしら影響しているかも知れません。


ポイント④ 【カードキーの保管場所】

動作:駐車中は車両から目安4m以上(クルマ1台分以上)離して保管してください。

互いに通信を試みることで車両側のバッテリーも消費。バッテリー上がりの原因のひとつにもなります。

玄関に置きがちな鍵ですが、駐車場と近い場合は見直してみてください。

「リレーアタック」と呼ばれているそうですが、車両窃盗防止の観点からも要注意。



取扱い説明書には実に多くの事が記されています。

ご納車時の車両説明で要所は押さえますので、より詳しくは是非取扱い説明書で!

車内での待ち時間にでも今一度手に取ってみてくださいね。


※番外編

キャプチャーⅡ(現行型)は車庫入れの際等にシートベルトを外すと「サイドブレーキがかかります」。

心当たりのあるオーナー様いらっしゃいませんか? 

これも仕様です。

慌ててクルマから降りてパーキング&サイドブレーキを忘れて、クルマが勝手に坂道をスルスルと。

ワイドショーでよく見る映像・・・。

そんな万が一を補うためのセーフティーがいろいろと走っています。

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