ルノー車の足回りとコレオス

2009.05.28.Thu DIARY

店長の中川です。

今回はルノー車の足回りについてちょっとお話します。
ルノー車の足回りは昔から『乗り心地が良い』と言われ、『しなやかな猫足』と称されて来ました。
それに加え、ワクワクするような楽しいハンドリングや欧州車ならではの高速安定性。
長時間連続して乗っていても疲れないシートなど、既にルノーにお乗りの方は十分ご存知ですね。

この乗り味を出す為に過去歴代全てのルノー車が走行テストを重ねてきた道があります。
ルノーの研究施設の側をはしる県道65号(D65)がそれです。
この道は荒れた未舗装路であり、乗り心地の評価をするには正にぴったりの道でした。
昨日発表・発売されたコレオスも、このD65テストを実施しています。
といっても、実はこの県道65号は既に殆ど舗装されてしまっています。
では、コレオスはどうやってこのD65テストを行ったか?
実はこのテストに拘ったルノーは、この道全てのデータ化を実施し、
現在でもこの道路の状況を施設内に再現してテストをしています。
コレオスはこのテストで出来上がった足回りなのです。

ところで....上の写真をご覧下さい。
ちょっと小さくて見づらいですが、一般走行ではありえないような極端なデコボコ道で、
車輪を浮かせた状態で止まっています。
この状態でもドアやトランクを開けて、更にスムーズに締める事が出来ます。
通常モノコックボディはこの状態にするとボディが歪んでしまい、ドアやトランクは開きません。
車種により開いたとしても、殆どが閉まらなくなってしまいます。
しかし、コレオスはそれが出来ちゃうんです。すごいボディ剛性です!

こんな強剛性のボディーにルノーならではの足回りを組み合わせたのがコレオスの魅力なんです。

上の写真はコレオスのリアショックです。『RENAULT』の文字が見えるでしょうか?
実はこのダンパーの位置は、このての一般的な車と違い、かなり低く、そして垂直ではなく、
斜めにセットされています。
このこのおかげで、荷室にダンパーが飛び出ないようになったため、
ゴルフバックが横向きで入るようになったり、
タイヤハウスの中に通常以上の遮音材を入れたりすることに成功しています。

乗り心地がいいだけの足回りではないんですね~!(店長)

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