~FSW走行体感記 「コカコーラ コーナー編」

2020.04.19.Sun DIARY

皆様 こんにちは。 ルノー小平SAの中村です。

いつもルノー小平をご愛顧頂きまして誠に有難うございます。

 

さて、今回もFSWの走行体感をちょっとお話させて頂きます。

「もぉ~いい加減いいんじゃない」ってお思いの方もいらっしゃるかと存じますが・・

ちゃっかりつづけますょ あしからず・・

 

1コーナーを立ち上がって2コーナーのイン側にむけて2速→3速→4速とフルスロットル!

ここは下り坂だし「グングン」スピードを乗せたいところ加速命!』って感じです。

 

そしてコカコーラコーナー(Aコーナー)手前100m看板を目安にブレーキング!

ここはコーナー出口が直前まで行かないと見えないし次の100Rに向かって行くのにあまりスピードも落としたくないし・・

心臓バクバクさせながら走行ラインをしっかり選んで4速のまま突っ込んでいきます。

 

このサーキットはビギナーードライバーにも優しく各コーナーにクリッピングポイントの目安になるポールが立っていたり

いろいろ目印になるものがいっぱいありますので皆様も、もし走る機会がございましたらご参考までにご案内しますね。

私も教えてもらいましたw

下の画像の赤〇のところです。 ゼブラ(コース端のしましまの縁石)に乗り上げて走っていく感じです。

 

 

それでは今回、加速命ですごく発揮するターボチャージャーについてちょっとだけ聞いてください。

(私のルーテシアにはターボは付いていないですけどね・・)

メガーヌR.S.の搭載しております。「ツインスクロール式ターボチャージャー」をご紹介します。

(尚、R.S.TROPHYにはセンターシャフト部になんとセラミック素材のボールベアリングを採用してます。)

お金かけてますw

 

メガーヌR.Sは後方排気エンジンなのでターボチャジャーはエンジンの後側についています。

   ~シビックタイプRは逆に前方排気なのでエンジンの前側にターボが付いてますね。~

それでメガーヌR.S.のターボはボルグワーナーがサプライヤーです。

ボルグワーナーといえばトランスミッションなどでメジャーな企業ですが・・

   ~ニッサンGTR(R35)にはボルグワーナーの6DCTが使われてます。~

古くからクルマ好きの方はご存知かと思います「KKKターボ」と言うターボチャージャーの老舗ですが

   ~ポルシェターボ930等に付いてるターボ~

現在KKK社はボルグワーナー社に吸収されておりますので、ターボ作りも得意なボルグワーナーです。

 

ひとことで「ターボ」と言っても ツインターボ、シーケンシャルターボ、シングルターボなど

たくさん種類もあるし、ターボメーカーもたくさんありますよね。

そこで、わたし個人的な思いですが「ターボ四天王」と言えば、やはりボルグワーナー社(KKK)

ハネウェル社(ギャレット)、石川島播磨工業(IHI)、三菱重工といったところでしょうか。ww

 

で、本題ですが”ツインターボ”と良く間違えられる「ツインスクロールターボ」!

こちらはターボチャージャーはひとつです。シングルターボです。

 

下の図

参考資料や画像がないので私が手書きしました。ww

じゃあ何がツインなのかというとタービン室に入っていくエンジンからの排気流路がふたつ分かれているんですね。

    ~ツインスクロール式の中でも、いろいろ種類はございますが手書き図は一例です~

 

その狙いは・・

中低回転域のパワーを追求し効率よくタービンに送り込ませるものです。ターボ車の弱点でもある「ターボラグ」も極めて小さ

くなります。   ちなみにモノ(シングル)スクロール式はピークパワー追及型って感じです。

   ~シビックタイプRがモノスクロール式ですよね。同じ最強FF車作りですが、対照的ですね。~

どれが優れているってことではなくてメリット・デメリットがそれぞれあって、

やはり、クルマの特性を最大限発揮できるものが組合わさっているのでしょうね。

 

なんかズルズルと長~くなってしまい失礼致しました。

それでは皆様くれぐれもご自愛くださいませ。

次回は FSW走行体感記「100R編」を案内しま~す。

 

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