ルノー小平 セールスアドバイザーの田中です。
ルノーのロゴデザインが新しくなったこと、お気づきですか?
今回はルノーのロゴデザインについて少し触れてみたいと思います。
ルノーのロゴデザインは時代とともにその形を変えてきました。
ルノーは1898年、ルノー兄弟によって「ルノー・フレール社」として創業しました。
当時のロゴデザインは兄弟のイニシャルをモチーフにデザインされたものでした。
そこから1925年に「ロザンジュ(ダイヤモンド形)」が登場するまでに実に4度ロゴデザインが変わっています。
ボンネット先端に穴をあけて手動でエンジンをかけていた時代にはその穴を塞ぐように円形にデザインされたものや、世界大戦時代に製造していた戦車がモチーフになった時代もありました。
そして1925年に初めてロザンジュの原型ともいえるロゴが登場しました。
1972年にはヴィクトル・ヴァサレリ氏によってデザインされたロザンジュが登場。
このデザインは現デザインが登場する1991年まで使われており、
ルノー4など往年の名車で見ることができますのでルノーファンならお馴染みですね。
ルノーのように歴史の長いブランドは、ロゴデザインから歴史背景を感じることができるので興味深いですね。
そして2021年。
ルノーの新戦略「Renaultion(ルノルーション)」の場で披露された新ロゴは、
これまでの立体的なデザインから伝統に根ざしつつも今という時代を反映したフラットなデザインとなりました。
ふたつのロゴが一体となりひとつのロザンジュを形作る新デザインのロゴは、ふたつのロゴが相互に作用することでロゴに動きを与え、また互いに影響し合ったり補いあったりする人間的な暖かみのある関係性を感じさせるものです。オープンエンドの形状は、ブランドの開放性と透明性を表しています。
さぁ、ルノー新時代の幕開けです。
世界的にデジタル化、電動化に向けて自動車も大変革期と言われています。
私もルノーを愛する者のひとりとして、これからのルノーがますます楽しみです。