久々に続けての投稿です。 調子が出てきたゾー！
車の冬支度と言えば、一番がタイヤ交換だと思いますが、ほとんどのお客様はもうお済みだと思います。
当店でタイヤ交換をされたお客さまは大丈夫なのですが、ご自分でタイヤ交換をされる方は『タイヤの残り溝』、『固さ』、『空気圧』、『ボルトの締め付けトルク』、などは気にしていらっしゃるでしょうか。 もしご自分で交換された方はその確認だけであれば無料でいたしますので、お気軽にご用命下さい。 安全に関わるところですので、是非ご確認下さい。
また、タイヤ交換のシーズンになると数件問い合わせがあります。
自分でタイヤ交換した → その後からハンドルがガタつく → ボルトはちゃんと締まっている
かなり高い確率で社外ホイール用の『ハブカラー（またはハブリング）』の付け忘れです。純正ホイールであれば付ける必要の無い部品ですが、社外ホイールの場合はほぼ確実にこのハブカラーを付けないとタイヤのセンターが取れないため、低速では良くても、スピードが上がってくるとハンドルがブルブルと振動を始めますので、ハブカラーは必ず装着して下さい。
もう一つ。スチールホイールで使うボルトとアルミホイールで使うボルトは形が違いますので、それぞれ『専用』の物を使ってください。夏用はアルミホイールで冬用はスチールホイール（またはその逆）と種類が違う場合はボルトも一緒に専用のボルトで締めて下さい。 夏も冬もアルミホイール、またはスチールホイールの場合は同じもので通して使えますので気にしなくて大丈夫です。 専門用語になってしまいますが、『 テーパー角 』というホイールのボルトが当たる面の角度がアルミ用は６０°、スチールホイール用は７０°と違います。
そして、次は冬用のワイパー。 最近はフラットブレードというワイパーがルノー車も標準になってきましたので、盛岡近辺で使用される場合は、ほとんどが冬用に交換しなくてもそのままで大丈夫です。私も何年もこのワイパーで過ごしています。
ただ、雪の多い地域のかたはそうはいきません。やはり冬用に替えたほうが安心感が違います。ただ、現行ルノー車用の冬用ワイパーは純正品がございません。かと言って量販店で社外品も売っていません。 でも、あります！ 特注品で少し割高ですが、ご用意は出来ます。が、在庫はしていませんので、取り寄せとなります。ご注文いただいてから入荷まで数日かかりますので、ご希望の方は早めにご注文下さい。
その『 ワイパー 』ですが、なるべく、長時間車を置く（自宅や職場など）際はワイパーを立ててください。 残念ながらカングーだけはワイパーが立てられません・・ カングーの場合は量販店などで売っている『ワイパースタンド』なる物で少しワイパーを浮かせる事は出来ます。
ワイパーを立てずに凍った（またはもっさり雪が積もった状態で）ワイパーを無理に動かす
とやってしまうと、ワイパーを動かすための『リンク』という中の部品が外れたり壊れたりしてしまいます。そうなるとワイパーが動きません。雨や雪が降っている中で、これは致命的です。 また、ワイパーを『オート』にしっぱなしもかなり危険です。それこそ、『知らずに』エンジンかけたらすぐに動こうとしてしまうので、エンジンを切る際は必ずワイパーも『OFF』にしましょう。
そこで一つ。納車の際には必ず説明していますが、ルーテシア・キャプチャー・メガーヌはワイパーを立て易い位置まであげる機能が付いています（メガーヌはこれをしないと上げられません）。手順としては
エンジンを切る → ２秒位で『カチッ』と電源が切れる音がする → ワイパーレバーを一番下まで下げる
この操作をしていただくと、あら不思議！ ワイパーが上の方へ移動し運転席側側面から両方のワイパーをストレス無く上げる事が出来ます。 戻す時はワイパーレバーを元に（OFFの位置）戻せばいいだけです。
この操作は現行のルーテシア・キャプチャー・メガーヌのみ可能です。 是非やってみて下さい。
ワイパーに関して、もう一つ。
ガラス撥水をしたい、若しくはしたけど、ワイパーがビビってどうしようもない。という現象が高い確率で出てしまいます。（撥水もしてないのにビビる場合はガラス表面に油膜が付いている可能性があります。この場合は油膜を取れば治る確率が高いです）
国産車などであれば、『撥水ガラス対応』を謳った商品に替えれば良いのですが、輸入車はなかなかそういう商品がありません。 実は秋田のお客様から情報をもらったり、自分で色々試してみた結果、解決策があります。もしそのようなお悩みがある方は滝本までお問い合わせ下さい。
長くなってしまいました・・・ 疲れました（汗
