さて、2月も日一日と進んで参りまして…早いもので、もう27日…
新たにデビューした車も加わりまして、ルノー東京有明は変わらず元気に稼動をしております。
皆さまお変わりございませんでしょうか。西の女王でございます。
さてさて、つらりつらりと続いてしまいまして、『リベンジⅢ』…このお題目をみていただいて一体何がリベンジだったのか…
ただ単なる、アタシの連休に夫とのガサ入れデート話ってなダケ?ってな感じかと思われるのですが…
『リベンジ』の言葉にふさわしい出来事が、最終日の夜にございました。
それは…たった一言私のポツリと漏らした言葉から、全てが始まりました。
西『ねぇねぇ…一度ルーテシアRS乗ってみる?』
夫『うーん……うん。乗ってみる。』
遠い昔は友達連中とマニュアルの車でスキーに行ったりして、夫もガッツリ運転していたのを思い出します。
男性のマニュアルの操る姿がホント格好良くて…^^
又バイクが好きで、自分でメンテしてたりをする方なので、そんな昔のちょっと淡く懐かしい気分で、運転席を明け渡します。
数年前は『夫しか車の運転を出来る人はいない』というのが我が家での常識でしたので、
私がたまに『運転の練習したい~』と言い出さない限り、車のハンドルを握らせてもらえる事はありませんでした。
だもんで、たまにハンドルを握ったりすると、運悪く同乗させられた飼い犬は車内の運転席、助手席の、座る人間の違いを察知して…この世の終わりのような種族を超えた悲鳴を上げだしまして。
それをBGMにしながら、練習スタート…となっておりました。
まぁ、その後は夫と犬との叫び声が延々すこーしだけ続くんですけどね。
それが、ほんの数年経った今。
夫に運転席をゆずるという事が出来るようになったわけでございます。
夫『うわ~左ハンドル初めてやわぁ…MT運転できんのかなぁ…』
西『え~前にMTはフツーに運転してたんやから、イケるやろ~』
さらりとルーテシアRSの取り扱いを説明しまして、エンジンスタート、車がゆっくり動き出します。
西『えーと…そしたら、そこの角を右に曲がって…うん、で、車線を右よりになってるから、気をつけて…』
夫『うん。』
…………これが、
久々夫婦の
イチャイチャ会話の
エンドロールだったとは…誰も考えてませんで。
公道に出ての運転です。
お客様とよく試乗にお付き合いをさせていただいているので、初心者の方がおられたりもするので誘導は平気のはずです。
ですが、夜中で車通りが激減しているとは言え、気をつけて運転しないと。。。。。。ウッ!!!!(゜д゜;)
西『あぶないっ!!!!いやだから、右よってるって!!ちょっとちょっとぉおおお!!!』
夫『………』
西『いやいやいや、ぐはっ!なんでそこで、4速から2速っ…!って、なんでエンストなん?!』
夫『………』
西『いや、ほんで、右によってるって!!!!』
えーと。やばい。
いやほんと、こーれーは、デンジャラス。
全然、お客様と接する時のような心の大らかさは皆無です。
っていうか、どんだけアトラクションてな感じです。
焦るためか、シフトノブを昔懐かしいアーケードゲーム並みに、ありえないスピードで操る夫。
見たことナイ技とか繰り出せそうな勢いです。
そして、種族を超えて、犬にも聞き取ってもらえそうな声で叫ぶアタシ。
必死の思いで、ことばで誘導しつつ自宅の近くまで戻って参ります。
気が付けば、
夫がすっかり静かになってまして。
夫『なんでそんなにキツく言うん?左ハンドル初めてやのに…』
西『…いや、だって、MT運転できるって思ってし…ホンマに怖かってんもん…』
どうやら、すっかり自分の持論
『近親者の車運転に付き合う時は自分は他人と思う事』
…を、すっかり忘れてしまったようで。
だもんで、結果。
数年前の、車の運転を教えてもらう側のリアルリベンジをやらかしてしまいました。
ですが、そんなどんよりとした空気の中で夫が一言。
夫『この車おもしろいな…ええやん』
西『えっ!ほんまに?そう言ってもらえたら…』
この数日一緒に助手席に座っていた為か、ルーテシアのいいトコロは伝わった様子で。
翌朝元気に夫は大阪へと帰っていきました。
そんなこんなのオハナシでした^^
from:西の女王