昨日の広島県北部は大雪となった。
午後から例のごとくスキー場へ足を運んだ。
夜10時過ぎまで滑って帰ろうと駐車場へ戻ると・・・・
「あれ?どこに停めたっけ・・・」
いつもの駐車場の風景であれば
異彩を放つメガーヌをすぐに見つけることができるのだが
このときは違った・・・
メガーヌかどうかの識別がつかないほどの降り方。
一度、車に戻って雪掻きをしたわずか2時間後のメガーヌ。
2時間の積雪量がこれ。
そして外気温度といえば・・・
氷点下10度・・・
いやいや本日のタイトル
「今更ながらに・・・」
帰り道の中国道で思ったこと。
ルノーのESPは優れていますねぇ。
そもそもESPとは皆さんご存知ですよね。
エレクトロニック・スタビリティ・プログラムの略で、
障害物を避けたりするために急ハンドルを切ったときに、
タイヤがグリップを失って道路から飛び出したり、スピンしたりするのを防ぐ装置です。
多くのメーカーは、開発を行ったドイツのボッシュにならってESPと呼んでいますが
トヨタのVSC、日産のVDCのように違う名前をつけているところもあるようです。
どのような作動をするかというと、
まず急ハンドルを切っても車体がまっすぐ進もうとする(アンダーステア)ときには、
内側の後輪に弱くブレーキをかけるとともに、
エンジンのトルクを調節し、曲がる力を発生させます。
逆にステアリングを切りすぎてリアが滑りそうになったとき(オーバーステア)は、
外側前輪に弱くブレーキをかけ、エンジントルクを調節し、
スピンを抑える力を発生させるというものです。
メガーヌのESPもボッシュが開発したものですが、
2002年までのESPがバージョン5.0~5.7だったのに対して、
8.0と呼ばれる次世代型になっておりました。(2002年現在)
システムが小型軽量化されたほか、
32bitマイクロコンピュータを採用したことで、
制御がきめ細かくなっているといいます。
日本で買えるクルマで、このESP8.0を搭載したのはメガーヌが初めてでした(2004年現在)
メガーヌのESPの特徴としてはもうひとつ、
「アンダーステア・コントロールロジック・」という機能があります。
ルノーとボッシュが共同開発したこちらは、
コーナリングのときのアンダーステアを抑えることにポイントを置いたメカニズムで、
普通のESPの制御に加え、最大4輪にブレーキをかけることで速度を落とし、
コーナーを曲がれるようにしたものなんです。
これはカーブを走行中の車体を安定させる装置でありますが
実は直進中にも車体を安定させることを実感します。
そのお陰もあり安全に山口まで帰ることができました。
ただ、吉和から鹿野までは除雪させておりましたが
鹿野~山口間は除雪されておらず・・・
大変神経を使いました
細かいとこを書きましたが
今日ならルノーのESPの体験試乗が
私のメガーヌにて可能であります。
今日なら・・・