こんにちはkarashimanです。
一応私、メカニックですので、たまには整備??のお話をいたしましょう…
今回、板金と点検でお預かりいたしましたお客様からの依頼事項で、
ダッシュボード上の吹き出し口の中に鈴を落してしまったとのこと、
まずは現車を確認した所、姿は見えません…
どうも中の方にに入り込んでいる模様です。
走行テストを実施すると、カーブでたまに「チリリーン」と鈴の音が
こういう音って気になりだすと、ホント気になりますよね!!
相手が鉄なら、磁石を入れて取り出すのですが、だいたいそういうものは
磁石ではくっつかない材質でできております。
ダッシュボードを外さないと取り出しは不可能と判断して、お客様に連絡
お金もかかるので、今回はあきらめるとの話になりました。
しかしあきらめの悪い私…どうにか取り出せないか考えていたら
すごいいい道具を持っているのを思い出しました!!
それがこれです。
たまにしか使用しないので忘れていました。
ビデオスコープ3880X
どういう道具かわかりやすく言うと「胃カメラ」
なぜ整備工場にあるのかといいますと、
これさえあれば、普段分解しないと見れないところを分解しないで見ることができます。
たとえば、プラグを外して、そこから、ピストンが入っているシリンダー内部を見たり・・・など
しかも最近のカメラは細いんですよ!直径なんと驚きの5.5mm!
小さくても映像は綺麗に見ることができます。
いよいよレスキュー大作戦の始まりです。
まずは針金の先に粘着の強いテープを付けます。
その針金をカメラに巻きつけます
レスキュー開始
約20分ほど悪戦苦闘した結果!!レスキュー大成功!!
無事に鈴を救出することができました!
吹き出し口から何か落したときはあきらめずに、
ルノー福岡中央へご相談ください・・・
以上、整備の・・・…??レスキューのお話でした。