ルノー稲城 セールスアドバイザーの齊藤です。
前回に引き続き、ルノー・スポールを語る上では欠かせないお車をご紹介致します!
本日は第2弾目。
戦後のルノー復興の礎となった「4CV」のご紹介!
1946年10月のパリ・サロンにて公開された4CV。
当時の観衆は驚きを隠せなかったようです。
なぜならそのボディカラーが黄色だったから!
今では決して珍しくないボディカラーですが、当時は非常に奇抜だったのかもしれませんね。
1961年までには110万台が生産され、戦後のフランスの復興を大きくサポートしました。
実に使い勝手も良かったのですよ!
4ドアにすることで人も物も乗りやすく。そして、アメリカ車のように見える正統派なデザイン。
フロントの擬似ラジエーターグリルバーとヘッドライト周りが、かわいらしさと独自性を表現していますね!
そんな庶民に愛された4CVは、レースやラリーでも活躍します。
モンテカルロ・ラリーやルマン24時間などで優勝するなど、同クラスでは敵なしの存在でした!
何よりスポーツカーにとって必要な要素がたくさん詰まっていましたからね!
車体前部が軽いリアエンジン方式、4輪独立のサスペンション、コンパクトなボディ。
大衆車がスポーツに挑むなんて夢がありますよね!
そんな4CVですが、日本にも深いつながりがあるんです!
1953年から「日野ルノー」として4CVのノックダウン生産が始まりました。
※ノックダウン生産・・・他国や他企業で生産された製品の主要部品を輸入し、現地で組立・販売する方式
主にタクシーとして使用されており、フランス本国での生産終了後も1963年まで生産されました。
当時こんなにオシャレなタクシーが走っていたなんて、今となっては考えられませんよね!
フランスだけではなく、日本にも縁があった4CVはいかがでしたでしょうか?
次回は、青い情熱 8ゴルディーニをご紹介致します!