なぜ高級時計ブランドは輸入車メーカーと手を組むのか?

2026.09.11.Fri INFO

クルマ好きが腕時計に惹かれる本当の理由

こんにちは。

ルノー神戸のサワイです。

皆さまは腕時計はお好きでしょうか?

私はクルマが好きなのですが、不思議なことにクルマ好きのお客様は時計がお好きな方も多いように感じます。

ショールームで商談をしていても、

「今日はどんな時計をされていますか?」

そんな話から盛り上がることも少なくありません。

実は世界の高級時計ブランドと自動車メーカーは昔から深い関係があります。

そしてその関係を見ていくと、それぞれのブランドが持つ価値観や哲学まで見えてくるのです。

今回は少し趣向を変えて、

「なぜ高級時計ブランドは輸入車メーカーと手を組むのか?」

というテーマでお届けしたいと思います。


クルマと時計は驚くほど似ている

クルマは移動するための道具。

時計は時間を知るための道具。

そう考えると全く違うものに思えます。

しかし高級時計と輸入車には共通点があります。

  • 精密な機械技術
  • デザインへのこだわり
  • ブランドの歴史
  • 職人技
  • 所有する喜び

スマートフォンがあれば時間は分かります。

移動するだけならどんなクルマでも構いません。

それでも人は機械式時計に魅力を感じ、輸入車に心を奪われます。

それは機能だけではなく、

「そのブランドが持つ世界観」

に価値を感じているからではないでしょうか。


フェラーリ × ウブロ

まずは有名な組み合わせ。

フェラーリとウブロです。

どちらも情熱的で革新的。

常に挑戦を続けるブランドです。

フェラーリのV12エンジンに魅力を感じる人が、ウブロの大胆なデザインにも惹かれる。

そんな共通点があるように思います。フェラーリとウブロは2011年からパートナーシップを展開し、多くの限定モデルを発表しています。


ランボルギーニ × ロジェ・デュブイ

個人的に最も「過激」な組み合わせだと思います。

ランボルギーニとロジェ・デュブイ。

どちらも常識にとらわれません。

時計を見るとまるでスーパーカーのエンジンルーム。

ランボルギーニのV12エンジンやカーボンファイバー技術からインスピレーションを受けたモデルも数多く登場しています。

まさに機械美の世界です。


ベントレー × ブライトリング

時計好きの方なら、

「クルマと時計のコラボといえばこれ」

と思われる方も多いかもしれません。

ベントレーとブライトリング。

英国のラグジュアリーカーとスイスの名門時計。

派手さではなく、上質さで勝負するブランド同士です。

長距離を優雅に走るグランドツアラー。

それを腕元で表現したような世界観があります。


メルセデスAMG × IWC

工学的な美しさという意味では最強の組み合わせかもしれません。

IWCは2013年からメルセデスAMGペトロナスF1チームの公式エンジニアリングパートナーを務めています。両者は卓越した技術力と高性能への追求という共通の価値観を掲げています。

メルセデスAMGもIWCも、

派手さより合理性。

感情より精度。

そんなイメージがあります。

まさにドイツ的な機能美です。


アストンマーティン × ブライトリング

英国紳士を思わせるアストンマーティン。

航空時計の名門ブライトリング。

伝統とスポーツ性能を両立するブランド同士です。

近年もブライトリングはアストンマーティンF1チームとのパートナーシップを展開し、特別モデルを発表しています。


そしてルノーは?

実はルノーにも時計ブランドとの深い関係があります。

それがフランスの高級時計ブランド、

Bell & Ross(ベル&ロス)

です。

Bell & Rossは2016年からルノーF1チームの公式パートナーとなり、ルノーF1マシンのイエローとブラックを取り入れたR.S.コレクションを展開しました。両社は「高性能」「技術力」「フランスブランド」という共通の価値観を持っています。

その後、チーム名がアルピーヌF1へ変更された後も関係は継続されました。


なぜルノーとBell & Rossだったのか

私はここが面白いと思っています。

ルノーもフランス。

Bell & Rossもフランス。

どちらも機能美を大切にするブランドです。

派手な装飾ではなく、

本当に必要なものを美しく作る。

その考え方はどこかカングーにも通じるものがあります。

見せるためではなく、

使うための美しさ。

これこそフランス流なのかもしれません。


クルマメーカーの性格は時計にも表れる

少し乱暴な言い方かもしれませんが、

ブランドの個性は時計との組み合わせにも表れているように感じます。

自動車メーカー時計ブランド共通する価値観
フェラーリウブロ情熱・革新・存在感
ランボルギーニロジェ・デュブイ過激・未来的・唯一無二
ベントレーブライトリング伝統・上質・グランドツアラー
メルセデスAMGIWC精密・合理性・工学美
アストンマーティンブライトリング気品・スポーツ・伝統
ルノーBell & Ross機能美・モータースポーツ・フランス文化

こうして見ると、どの組み合わせも不思議と納得してしまいます。


最後に

皆さまはどの組み合わせがお好きでしょうか?

フェラーリとウブロ。

ランボルギーニとロジェ・デュブイ。

ベントレーとブライトリング。

メルセデスAMGとIWC。

それともルノーとBell & Rossでしょうか。

ちなみに私は最近、

モーリス・ラクロアの「AIKON #tide」が少し気になっています。

派手さではなく、デザインとストーリーに惹かれるところは、もしかするとルノーに通じるのかもしれません。

この話はまた次回のブログで。

クルマ談義はもちろん、時計談義も大歓迎です。

ショールームでぜひお聞かせください。

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