こんにちは、ルノー札幌の谷野です。
奄美大島で115年ぶりの雪とか長崎市では49年ぶりに積雪の記録を更新したとかいう話を聞くと、今回の西日本を襲った寒波、本当に強力なものだったんだなぁと思いました。
普段雪かきをする事が無い地域に雪が積もると雪かきってどうしているのでしょう?もちろん道具なんて無いですよね?クルマに積もった雪を下ろすのはどうしてるのでしょう?
スミマセン、ちょっと疑問に思ってしまったものですから…。
まあ、我々雪国に住む人間も、いくら備えがあるとはいえ雪は降らなければ降らない方がやっぱり楽ですからね。しかしここは雪国札幌。1月の初旬まで 「今年は雪が少ないねぇ」 なんて言っていたのにちゃんと平年に追いつきそうな勢いになってきました。
ルノー札幌のあるこの辺りの地区は路肩に『流雪講』という設備が有り、マンホールの蓋みたいのを開けると地下に水が流れていて雪かきした雪をそこに流すようになっています。
「雪をどんどん入れればいいんだから楽チンでしょ」 とお思いになるかもしれませんが、これがめちゃくちゃ大変!敷地内の雪をホイールローダーで集めてくると結構な重さとまあまあの大きさの山が出来ます。それを人力で流雪溝に投入しなくてはならないのですから。しかもサラサラのパウダースノーならまだしもベッチャベチャの重たい雪やガリッガリに凍った塊などは最悪。なかなか投入口から落ちてくれませんから。一晩にドカッと降られた日には朝から始めてお昼過頃までかかる事も。汗でびしょびしょになるし、やってもやっても終わらなくて泣きたくなります。まあ、運動不足解消にはもってこいですけど(笑)。
雪国では通常、雪かきした雪を車道と歩道の間にどんどん積み上げていくんです。そうなると冬場は道路からショールームの中が全く見えなくなってしまうのですが、当社はこの流雪溝のおかげでいつもバッチリ展示車が見えるようにしています。
只今そのショールーム内にはカングーの限定車、アクティフ ペイサージュの 『ヴェール メールM』 というグリーンを展示中です。実はカングー1で設定のあったボディカラーでして、その時は 「シー グリーン」 と言っておりました。その名のとおり 「海の緑」 の意です。この時期の北海道の厳しくて寂しい海(笑)ではなく、フランス北西部の大西洋に面したブルターニュ地方の風光明媚な美しい海を連想させるきれいなグリーンです。
キャプチャーの限定車 アニヴェルセル も展示中ですので、ぜひ足をお運びください!