こんにちは、ルノー札幌の谷野です。
札幌は記録的な大雪だったり、その後のツルツル路面で走り辛かったりと、クルマには酷な状況の数日間でした。
私は路面状況が酷くなると毎年考えてしまう事があります。
それはABSやESP等の有り難さ。
この時期はABSもESPもお世話にならない日なんて1日もないと言っても過言ではありません。
この手の電子制御デバイスも年々進化しており、発進の際のトラクションコントロールなんて一世代前と比べたらかなり緻密に制御されている感じがします。「ああ、助かった」とか「何とか発進出来た~」なんて時はつくづく技術の進歩に「感謝、感謝」です。
そして同時に考えてしまうのが、その手のデバイスの耐久性。
おそらく雪の降らない地域で使用されるクルマの殆どが、普通に運転している分にはABSも使う事が無ければ、横滑り防止装置やトラクションコントロールなんて下手したら一生使わないで終わる、なんて事もあるのではないでしょうか?そんな使用状況と比べたら、雪国のクルマたちはその手のデバイスに一日に何度もお世話になるわけでして、「こんなに頻繁に使っても大丈夫?」なんて、ふと考えてしまうのです。逆に何年もABSもESPも作動した事がない使用状況下のクルマたちはいざとなった時に本当にちゃんと作動するの??とついつい余計な心配をしてしまいます。
まっ、おそらく自動車メーカーや電子制御デバイスのサプライヤーの方に言わすと 「まったく心配には及びません!」 「絶対大丈夫ですっ!」ってレベルの話なんでしょうけどね(笑)
年末の忙しい時期ではありますが、くれぐれも安全運転で行きましょう!