こんにちは、ルノー札幌の谷野です。
今年は2年に1度の東京モーターショー開催の年ですね。
今回のショーでは新型のトゥインゴがようやくお披露目されました。
モーターショーといえば、コンセプトカーやアンベールされたニューモデルが華やかに並べられ、未来へつながる新技術や妖艶なデザイン(それとコンパニオンのお姉様達)にクルマ好きなら誰もが心をときめかせる、夢のような空間。そんな中でも新型トゥインゴは今回の東京モーターショーの注目の1台になる事間違いないでしょうね。
今年の東京モーターショーでは市販車の展示がメインのルノーですが、過去にはコンセプトカーやF1を展示したりとクルマ好きの話題をさらった注目のモデルもたくさんありました。
1999年の 『アヴァンタイム コンセプト』 や2007年の 『カングー コンパクト コンセプト』 は、市販モデルが発表された際に「ワォ本当にこのまま出てきた!!」と驚いたものでしたし、
前回の2013年のショーでは 『デジール』 がメインステージに展示されており「うぉぉカッコええ!」と興奮したものでした。
そんな中で、個人的に過去の東京モーターショーでめちゃめちゃ注目し、心弾ませた1台があるんです。
…それは2000年の商用車の東京モーターショーの、しかも日産ブースにいたコイツなんです。
日産 『Ⅹ-Cargo』!!
ご存知の方なら、「ん?ルノーのマスターでしょ??」となるのですが、フロントには日産のエンブレムが装着され、当時のプレスリリースには
『日産自動車は、第34回東京モーターショー-商用車-(2000年)に、参考出品車として、多様なニーズに応える新世代ユーティリティバン「X-Cargo(エクスカーゴ)」を出展する。 「X-Cargo」は、日産自動車がルノーとのアライアンスの成果として提案する新世代ユーティリティバンであり、同社では、今回の東京モーターショーなどでのお客さまの反響を見て、今後市場投入を検討していきたい。』とありました。
ルノーと日産のアライアンスが発表された1999年の翌年に、早くもルノー マスター(日本には現在も未導入)の日産版が出てきたものですから 「ほ~、こんな事もやるのネ!」 「日本でもこんなでっかいバンを本当に売るの?!」 と驚いていた記憶があります。結局、参考出品されただけで、市販には至らなかったのですが、商用車好きの私としては非常に残念でなりませんでした。
実はその後、このマスターをはじめ、カングーなども日産のエンブレムをつけた「日産ブランド版」がヨーロッパでは販売されるようになり、特に珍しい物でもなくなってしまったのですが、当時の 『Ⅹ-Cargo』 が日本で発売されていたらどうなっていたんだろうなぁ…、と東京モータショーが開催されるたびに、どうでもいい事を思い出してしまう私です(笑)。
RRレイアウトになったり、ルノーサンクをモチーフにしたデザインだったり、もう見るからにキビキビ走りそうな新型トゥインゴ。否が応でも期待が高まりますし、我々も発売が待ち遠しくてなりません!
東京モーターショーは10月30日(金)~11月8日(日)まで開催されていますので、是非ルノーブースの新型トゥインゴに会いに行ってみてください!