最近アルファベットが入っているナンバープレートを見かけることが多くなってきました。
ナンバープレート下段左側であれば駐留軍人の私有車両であることを示すものの、今回増えたのは上段3桁の「分類番号」の部分のこと。いつからはじまったのか?なぜ数字ではないのか?
と、以前から疑問に思っていたので調べてみました。
30mm×165mmというサイズの日本のナンバープレートには、いくつかの文字が刻まれています。
乗用車であれば、上段に「地域名」と「3桁の分類番号」が、下段に「ひらがな1文字」と「4桁の一連指定番号」が並んでいます。
さて数年前から、このナンバーに変化があったことを知っている人も多いと思います。
日本で開催されるラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックにちなんだ「図柄入りナンバープレート」、また“葛飾”や“伊勢志摩”などの「ご当地ナンバー」も2018年に導入されてます。
ナンバープレートのニュースとしてもうひとつ挙げられるのが、「分類番号へのローマ字の導入」。上の画像、赤の下線部「分類番号」の3桁のうち、下ふた桁にローマ字を表記できるようにするもので、これは2017年1月に国土交通省が施行したもので、2018年1月から実際にナンバー交付されていました。
意外と前からあったんですね。。。
なぜこんな制度が必要になったのかといえば、1999年にはじまった希望番号制度の普及により、いくつかの数字に人気が集中したからなんだそうです。誕生日や記念日などに由来する数字であればまだ在庫に余裕はあるようだが、地域によって「・・・1」や「・・・8」など抽選となる数字で事態は切迫していたんだそうな。
そこでアルファベット26文字の中から「A」や「C」、「F」など10文字を選択、分類番号の下ふた桁に導入できるように制度を変更。ちなみに、B(ビー)やI(アイ)、O(オー)など16文字のアルファベットは、数字と混同する恐れもあるため欠番となっています。
↑↑ 調べながら「へぇ~」と声を出してしまった秋山でした。
導入されたアルファベット
A C F H K L M P X Y