殆どのオートマチックトランスミッション(AT)車に設定されているマニュアルモード。
多くのメーカーでは、前に押すとシフトアップ(+)、手前に引くとシフトダウン(-)という設定になっているはず。
その理由は、AT車のシフトの並びが、
PRND321のように手前に引くほどローギアになっていたからだそうです。
(マニュアルモード付の車はPRNDまでですね)
ただ、これと逆パターンの車(メーカー)もあります。
例えばBMWやポルシェ、国産であればマツダです。
その理由は…
クルマを意のままに操れる『人馬一体』を実現するため。
クルマは加速するときは後ろにG(重力)がかかり、減速するときは前にGがかかります。シフトアップ操作が奥に倒すタイプのシフトパターンでは、加速Gとは逆の方向にシフトを操作する必要があり、自然な操作とはいえません。そのため、加速中は手前にシフトレバーを引きシフトアップ、減速中はレバーを奥に倒してシフトダウンすることで、違和感の少ないシフト操作が可能になります。なお、レーシングカーなどのIパターンシフトも同様のシフト操作になっています。
マイノリティな秋山自身は、この操作の方が使いやすいのですが、
多くのユーザーにはこの逆パターンは間違えやすいですよね。
新型カングーとメガーヌは逆パターンです。(上の写真は新型カングー)
やはりモータースポーツに積極的なルノーも、この直感的な操作を採用しています。
ただ、、、
トゥインゴだけは一般的な操作方法になってます。
その理由は、わかる人にはわかる的な・・・