ルノー・スポールの歴史

2010.08.02.Mon DIARY

ルノー・スポールブランドはフランス北西部に位置するディエップで産声をあげました。
【アルピーヌ・ルノー社】
正式名:ソシエテ・デ・オートモビル・アルピーヌ・ルノーの始まりはディエップでルノーディーラーを経営していたジャン・レデレの自宅ガレージです。

レースに参戦していたレデレは自宅のガレージで当時の4CVをベースに3速MTの5速化、アルミボディの採用による軽量化などにより改造を続け50年代初頭にモンテカルロラリー、ミレミリアと言った名だたるレースで結果を残しました。

これによりレデレの手が加わった車両を求める顧客が増えたことから1954年にアルピーヌ社を設立。
アルピーヌという名は名声を上げたモンテカルロラリーの難所のアルプスから名づけられました。

1955年には4CVをベースにFRPのボディ作りを得意としていたシャッペ兄弟、イタリアでカロッツェリア(自動車デザイン)を行っていたジェセラン・ミケロッティをアルピーヌ社に迎え、最初のアルピーヌA106を開発。
以降ルノー8をベースとしたA108、A110を産み出し、その功績からルノー公認のチューニングメーカーとして認められました。

A110はモンテカルロカラーでポルシェ、ランチア、フォードといったワークス勢を蹴散らし、
1961年から1963年の3年間で123勝をあげました。
その後、1963年にはルノーモータースポーツ活動にとってアルピーヌと双璧をなしたチューニングファクトリーのゴルディーニを吸収し、規模を拡大するために現在のディエップ工場へ移転。
1973年に石油危機を受け、販売台数が激減してルノーのレース部門として吸収されました。

2001年にはF1を除くモータースポーツ活動にそった限定車やスポーツモデルの生産に特化したルノー・スポールテクノロジー社が設立され現在に至っています。

尚、現在ディエップ工場は市販車(ルーテシアRS)と、フォーミュラー・ルノー、メガーヌ・トロフィー、クリオ・カップといったレーシングカーを製造するために420名が働いています。

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