解説!【ルーテシアR.S.アクラポヴィッチ】

2019.06.28.Fri INFO

先週はトゥインゴ画像載せたからルーテシアR.S.を。
闘う車はカッコイイ。

さて、ルーテシアとしては4代目、R.S.としては3代目の今回。
5ドア+2ペダルしか無いのが一部の好事家には不評でしたが、
通算して見ると先代よりも好調なセールスを記録しています。
普段は家族車、週末はサーキットなんてホットハッチの良いところ。
グラマラスなデザインはどこから見ても絵になります。


標準車と幅が同じなのも歴代初。Wアクスルストラットを不採用にしたおかげで
先代よりも細いタイヤを履けるようになっています。
その代わりにダンパーinダンパーのハイドリックコンプレッションコントロールと
電子制御デフのR.S.デフを採用。コーナリングの楽しさこそR.S.の真骨頂!


ヴァン・デン・アッカー顔もすっかり見慣れました。
5世代目もほぼ同じデザインのようですが、フランス国内で
長年ベストセラーが評判の良い証拠なのでしょうね。


大きなお目目はph2になりLEDに。標準車だとデイライト化。


R.S.モデルのアイコンである補助灯R.S.ヴィジョン。
デイライト、コーナリングランプ、ハイビームと千変万化。


全長4m前後がBセグメント。ポロ、208、フィエスタ、ヴィッツ、ノートなど
激戦カテゴリーですが、欧州全体でもNo2、BセグではNo1のベストセラー。


こちらに展示中なのは限定車アクラポヴィッチ。外見上の識別は
フロントバンパーF1ブレードがブラックアウトされています。
ノーマルR.S.だとシルバーです。


巨大なアンダーデュフューザーもアクラポヴィッチはブラックアウト。
ボディ後半の下回りの整流に効果抜群。床に落ちたコピー用紙が
スイーっと遠くまで滑るように飛んでいくのを思い返すと
この効果が分かるかも。(分かりにくい?)


その名を冠するアクラポヴィッチ製コンポジットマフラー装備。
チタンとアルミの奏でる咆哮。純正より乾いた音質です。
因みに後から買うと30万円以上します( ̄▽ ̄;)


サイドモールのアクセントもブラックアウト。TROPHYロゴが映えます。


リアのネームプレートもブラックアウト。

 
室内は標準R.S.と同じです。助手席前にはR.S.エンブレム。


しっとりと手に馴染む本革ステアリング。サーキット派には必須の
センターステッチ入りが気分を高揚させます。
ドライビンググローブをしてても握りやすい太さ。

パドルシフトはph2ではR.S.専用ですね。
シフトスピード通常時は0.2秒、スポーツモードで0.15秒、レースモードで0.12秒。
MT無いのは寂しいですが、神速チェンジとシフトミスも無いのでアリですよ!
ストレート~ヘアピンカーブなどで複数シフトダウンできるマルチシフトダウン対応。

サイドサポートは張り出していながら、座面のもっちり具合はやっぱりルノー!
腰痛持ちは乗るべし。リクライニングはダイヤル式で走行中の微調整も安全にできます。

後席も同じ赤ステッチ+赤シートベルト。3人分の3点ベルトと
3人分ヘッドレスト付き。自動ブレーキだ何だと言っても
こういう基本的なところも大事だと思います。

 
元々実用車なのでラゲッジもしっかり使えます。
イマドキなのでスペアタイヤは無し。パンク修理材です。


タイヤサイズは205/40R18。ph2からR.S.ロゴが入ります。


メガーヌGTにも採用されるMade in Japanのテンロクターボ!
220psのハイパワーに3-4速では内緒のオーバーブースト機能付きで
鬼のような加速を体感できます!


海外サイトの噂によると次期型はR.S.無いかも…なんて話も出てます。
環境対応だの自動なんちゃらだのが最優先されると旧態然のハイパワー系は
作れなくなるのは分からんでも無いですが…。
スロットル開度に比例して盛り上がるタコメーターとエンジンサウンド。
アドレナリン全開のドライビングを楽しめるのもそろそろ最後かも?

という事で、残りわずかのこちらの展示車に限り大サービスで提供します。
ぜひその目でBセグホットハッチ最高峰を確かめて下さいね!
ご来店ご予約お待ちしております。

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