【故障!?よくある質問集】

2013.12.28.Sat INFO

以下よくある問い合わせです。

●タイヤ空気圧警告が点灯
・対象:トゥインゴ3、ルーテシア5、キャプチャー2、アルカナ、カングー3、メガーヌ4(非R.S.系)
空気が少なくなる=外径が小さくなる=パンクの恐れあり、という事で点灯します。
こちらは左右タイヤ回転数の差が出ると出る傾向もありますので、出たら以下の手順で調整して下さい。
(1)安全な場所で車両を停止し、タイヤ4本を確認します。
(2)タイヤがつぶれていればパンク修理キットを使い応急処置、
 タイヤ側面の損傷や裂けてしまったらレッカーを呼ぶしかありません。
(3)つぶれてなければガソリンスタンドなどへ行き、規定空気圧を入れます。
  (運転席ドア断面に指定ラベルが貼ってあります)
(4)車内で空気圧警告をリセットする→表示が消えます。以下、方法。
 ・トゥインゴ3:ワイパーレバー先端ボタンを押しタイヤset表示を出し点滅が終わるまでボタンを長押し
 ・それ以外:ステアリング右側「□」ボタンを押しカーソルを下へ移動、
  上下ボタンで空気圧リセット表示を出す→点滅が終わるまでOK長押し

●エンジンがかからない
・対象:全車種
キーを回す、スタートボタンを押してもエンジンがかかる音(キュキュキュキュ)が
弱弱しいならバッテリーが消耗しています。他車からジャンプケーブルでつないで
電気を分けてもらってエンジンを始動して下さい。始動後は低いギアに入れて
回転数を上げて走ります。そうする事により発電機がより作動するので
通常よりバッテリーが充電されやすくなります。
つないでもかからなければバッテリー自体がダメになっています。交換して下さい。
アイドリングストップ付車はAGMもしくはEFBと言われる機能付が必須です。

ちなみにE-TECHハイブリッドは12Vバッテリーが上がった場合、ハイブリッドバッテリーの
残量がたくさんあってもシステム始動できなくなります。その場合はエンジンルームの
助手席側にある+端子と、ハイブリッドコントロールユニット(オレンジケーブル付)の
右下にある飛び出ている-端子にジャンプケーブルでつないでシステム作動することはできます。
ただし、他車へのバッテリー電源供給はできませんのでご注意下さい。

・対象:トゥインゴ3、カングー2
シフトレバーがPに入っていないとエンジンがかかりません。

・対象:カングー2(1.6L)、メガーヌ3R.S.
少し動かしてすぐにエンジンを切ったような状況があると、次回かかりにくい事があります。
この車種は始動時に多めのガソリンを噴射するため、すぐにエンジンを切ると
燃え残ったガソリンがエンジン筒内に残り、点火系が湿って火が点かないようになります。
いわゆる「プラグかぶり」という状態です。キーを回してもキュキュキュキュという
始動音が長くなかなかエンジンがかからない場合は、アクセルを1/3~1/2ほど踏む→離すをして
空気を送り込んであげるとかかります。始動後は不良燃焼したガソリンが燃え、
かなり多めの白い排気ガスが出ます。アイドリングが不安定になっていたら、そのまま
エンジンを切らずに3千回転以上をキープして白い排気ガスがなくなるまで待ちます。

●警告灯が色々ついた(CHECK ASR/CHECK EPS/CHECK INJECTIONなど)
・対象:ルーテシア5、キャプチャー2、アルカナ、カングー3、メガーヌ4
このあたりの車種は電子制御の箇所が多いので、電圧が低下すると色々な警告灯が点灯します。
大抵はしばらくエンジンをブン回せば充電されるので元に戻ります。
あまり距離を乗らない、回転数を上げて走らない方はご注意下さい。
できれば1日1回はマニュアルモードに入れて1-2速でエンジンブン回して下さい。
充電後、再始動しても表示が消えない、もしくは走りがおかしい(エンジンが不安定、
加速が鈍い、オートマ変速しない等)ようでしたら何らかの電子制御機能が故障の恐れあります。
入庫のご予約をお願いします。

●CHECK INJECTION
・対象:1.2ターボエンジン車(カングー2、ルーテシア4、キャプチャー1など)
アクセル踏んでも加速しない、メーター内にCHECK INJECTION点灯、だと
ターボに空気を送る樹脂のパイプが経年劣化で割れている場合が多いです。
ボンネット開けるとエンジンの右側に割れたパイプが見えるはずです。
キッチリした対策はパイプごと交換が必要ですが、上下に割れたパイプを
針金や結束バンドなどでぎゅうぎゅうに固定して隙間を無くせば
走れるようになります。樹脂が溶解しやすい夏場に出る傾向がありますが、
冬場でもアクセルを強く踏み込む高速道路などでパイプに強い圧力がかかり
割れる可能性があります。

●CHECK AUTO GEARBOX
・対象:6速乾式デュアルクラッチ車(ルーテシア4、キャプチャー1など)
再始動で直る場合もありますが、主原因としては(1)AT制御コンピューター
(2)変速モーター不良、(3)もしくは両方 (4)クラッチ不良、のどれかです。
これはテスターにかけて判断するしかありません。修理代は20~50万になります…

万が一の際を考えて任意保険にレンタカー特約を追加しておくと便利です。
事故、故障時にレンタカーをすぐに借りられますので、ご加入の保険内容を
事前にチェックをおススメします。

おかげさまで入庫がかなり多く、かなり先まで工場予定・代車ともほぼ予定済みです。
トラブルに関しては即対応できない場合もありますのが、
レンタカー特約があれば暫くは移動の足は確保できます。
恐れ入りますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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