アルカナ慣らし運転~弾丸知床ツアー~横山の夢を添えて

2023.02.18.Sat DIARY

こんにちは、ルノー札幌の横山です。
今回は、題材にもある通り、試乗車のアルカナが新調されたので、慣らし運転に行きました。納車時にご説明させていただいておりますが、ルノー車には慣らし運転が必要です。その距離は1,000㎞。新車3か月点検の際に走行距離数を確認させていただきますと、私の担当している多くの方が3か月でおおよそ1,000㎞走っており、慣らし運転完了の際に点検を受けているようなイメージでおります。取り扱い説明書にも記載しています通り、「車が本来の性能を発揮できるようになるのは、走行距離が約3,000㎞を過ぎてからです。」

さて、今回の出発地は、お馴染みのルノー札幌。忘れずにトリップメーターをリセット。ガソリンは満タン。

現在の総走行距離は180㎞。慣らし運転を終えるには、残り820㎞。フランス人のバカンスに比べれば、走行距離は半分ほどです。

試される大地、北海道の本領発揮できる距離ではありませんか。

単純な往復では何も面白くないので、行きは道東道を使用し、足寄IC下車し陸別、美幌、小清水と記憶にある信号機は1つ。350㎞程ノンストップで進みました。

高速道路では、最新の先進装備を試しました。アダプティブクルーズコントロールを使っているのに、前車に追いついた際にブレーキを踏んでしまったのは慣れていない証拠ですね・・・。札幌市内を出ると雪が降っておらず、あまりお役に立ちませんが、上の画像の通り、ナンバープレート下のミリ波レーダーのセンサーが雪で隠れていてもしっかりと追従をしてくれました。フロントのカメラでもしっかりと白線を認識し、レーンセンタリングアシストも機能しました!2つを組み合わせて、ハイウェイ&トラフィックジャムアシストと言いますが、これを駆使すれば、疲れ知らずです!!(実体験)オートハイ/ロービームに関しましても、対向車が来るとロービームに戻してくれて楽に運転が可能です。ただし、高速道路の中央分離帯で車が見え隠れするとすぐにハイビーム、ロービームを繰り返してしまうので、感度はかなりいいのですが、パッシングになってしまうので、使う場面を選ぶかもしれません。そして遠くに前車が見えてきてもなかなかハイビームを解除してくれないので、こちらも状況に合わせて、手動にしましょう。

そしてルノー純正シリコンワイパーも問題なく使用できました。(札幌市内の降雪、高速道路ではW/W液噴霧で使用のみ)

日本一寒い町、陸別町で-20°以下を体感しようと思いましたが、到着時(AM5:30)は-11°で思ったより暖かくインパクトのある写真は残せませんでした・・・

天に続く道
プユニ岬

いよいよ秘境知床に到着です。いい感じの流氷が眼下に広がっていましたが、写真を撮ると雪が降り、こちらも同様インパクトのある写真は残せませんでした・・・網走で撮ればいいか!という私の甘い考えも通用せず、網走に流氷は接岸しておりませんでした。

帰り道は、網走、佐呂間、旭川紋別自動車道経由江別西ICで札幌まで帰還いたしました。高速道路の追い越しを何度か試しましたが、モーターの力強さ+1600㏄NAエンジンとは到底思えないエンジンサウンドでやる気にさせてくれました。「ぐぉおおおおーーーーーん」とか「がぉぉおおおおおおおおおーーーーん」みたいな・・・(笑)決して「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴーーーーーーん」ではありません!慣らし運転中なので、基本時速80㎞でクルーズコントロールの速度設定をしていたので、高速域に関しては全てを試せたわけではありませんが、間違いなく私のカングー2より静かで速くて乗り心地が良くて疲れなくて、滑った際の電子制御の介入がスムーズでした。段差での突き上げが芯のある受け止め方をしてガツンと来ません。シートのホールド感や硬さも程よく最高としか表現できません!(笑)

この長距離で分かったことで、アルカナはリアガラスにワイパーが装着されていないのですが、雪や泥水の巻き上げは全てリアゲートで受け止めてくれますので、後方視界がなくなるということは一切ありませんでした!(巻き上げた雪がリアバンパーに付着してしまうとパーキングーセンサー点検のメッセージとスパナマークが点灯します。)そして雪道で滑った際の電子制御の介入が秀逸で滑っている感覚がほとんどありません。発進の際も、私の乗っているカングー2よりもトラクションコントロールが切れるのが早いです。=滑り続けず発進もスムーズ。私の思い込みとしてはモーターの発進のほうが急発進になってしまうと思っておりましたが、全くの逆で、モーターのほうが低速発進がとてもきめ細かくアクセルワークがとても楽です。

そしてどれだけドロドロになろうともサイドシルまで覆われたドアのおかげで裾が汚れることも一切ありません!

そして、カタログ上、ガソリン満タンで1,000㎞以上走れる計算になる実燃費はいかほどに・・・

スタート地点
網走にて
ゴール

実は折り返して網走の時点でガソリンが1/3でして、ガス欠まで270㎞表記となってしまい、あきらめて給油してしまいました・・・

今回の弾丸知床ツアーは、道東道、道央道の高速道路を使い、トリップメーター上、総走行距離867㎞、平均燃費5.1/100(19.6㎞/ℓ)となりました。ちなみに、給油量46ℓでしたので、実燃費867㎞÷46ℓ=18.8㎞/ℓです。今回のツアーの18.8㎞/ℓ×タンク容量50ℓ=940㎞とすると、無給油でも札幌↔知床は往復可能な計算です。

私の夢「ガス欠まで1000㎞表記」は、オーナー様に託されました。ご報告をお待ちしております。

慣らし運転完了しました!是非、皆様、冬道でもルノーアルカナをご体感ください!ショールームで作業待ちの方お気軽にお声掛けください。

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