こんにちは、ルノー札幌の谷野です。
発売以来大変ご好評頂いております新型トゥインゴ。話題のRRレイアウトは「実際のところ雪道でどうなの?」と思われている方がとても多いと思います。
私たちも色々な路面で乗ってみて確信いたしました。
「こいつは雪道でもビックリするくらいガンガン走ります!」
まず発進の際は後輪に荷重が掛かりグリップしてる感じがはっきり分かります。後ろにあるエンジンがしっかりと重石となり駆動輪を路面に押し付け、緻密な制御のトラクションコントロールと相まってグイッグイッと路面を掴みながら後ろから押されていく感覚はなかなか新鮮。
そして懸念されるのは後輪駆動が故にカーブで「不意にお尻が流れ出さないか?」 いわゆるオーバーステアというやつですが、これもまったく心配無用なんです!我々も試しに広い場所でハンドルを切りながら「これでもかっ!」ってくらいに思い切りアクセルペダルを踏んでみたのですが、超優秀な横滑り防止装置が何事も起きなかったかのようにお尻が振り出すのを防いでくれるのです。
実はトゥインゴの前後の重量配分は45:55で、かなりバランスのいいクルマなんです。そして 「ここまで進化したのか!」 と感心してしまう程良い仕事をしてくれている横滑り防止装置のおかげもあり、お尻が流れ出すオーバーステアも頭が膨らんでしまうアンダーステアも、極端な挙動の乱れにビクビクする事無く、とにかく安心して雪道を走れてしまうんです!
その他、前後のオーバーハングが非常に短いので路面のくぼみや雪の塊にバンパーをヒットせずに済むとか、ハンドルがとてもよく切れるおかげで雪で普段より狭くなった道路を切り返しせずに回ることが出来るなんていうのも雪道を走ってみて分かった嬉しい発見でした。
これはもう論より証拠、是非ご試乗ください!