皆様ごきげんよう。3月に突入するも、寒さが続いてますね。しかしもう春も近し、がんばっていきましょう!。
さて今回、ちょいと珍しいものを見てきました(^^)。
ここは、自動車の登録を行う中部陸運局三重支局の検査ライン。サイドスリップ、スピードメーター、ブレーキ、ライト、排気ガス、下回りの各点検検査を行い次は、測定ラインへ~
面白い車が停まってますね。これ、ルノーマスターと言うトラックをベースにした小型バス(^^)。車の寸法を測定しています。いやいや、これもこれで珍しいですが、これと違ごて。。。
これです(^^)。普通のトラックやん?と。そう、上の赤バスが止まっていた所より後ろ側に、月に数回しか動かない測定器が有ります。普通の車なら、ただ上を通過する台に過ぎないのですが、今まさに、トラックがその測定器に乗せられ、恐怖のテストが行われようとしております(*_*)。私もこの業界で20年やって来ましたが、今回初めて見ました(・o・)!
この測定器は、『最大安定傾斜角測定器』といい、トラックやバス、特殊自動車など車の重心が高い車が無作為に測定されます。無作為なので、いつも動いているわけではありません(^^)。
ってすぐに測定が始まるのではなく、下準備にかなりの時間がかかります。いま、測定器の床に極太ワイヤーを通して・・・・
この様に車両と測定床を繋ぎます。少し測定床が動いていますね(^^)。
後ろから。。。左タイヤは測定床、左いっぱいに寄せてあります。
これで25°傾きました。道路運送車両法(車の法規)に、『空車状態において、自動車(二輪自動車及び被牽引自動車を除く。)を左側及び右側にそれぞれ 35°(側車付二輪自動車にあっては 25°、最高速度 20 ㎞/h未満の自動車又は車両総重量が車両重量の 1.2 倍 以下の自動車にあっては 30°)まで傾けた場合に転 覆しないこ と。』と定められています。今まさにそれを測定しております(^^)。
30°です^^;。かなり傾いています。車検に持ち込んだ業者さんも『もう勘弁してくれよ~』と嘆きが入りも~
35°まで来ました(^_^;)。全く容赦無しです。。。ここで、最初に測定床と車を繋いだワイヤーを緩めていき、転覆しないか確認します(;・∀・)。
後輪のサスペンションに掛けられたワイヤーを緩めていくと、見事に!
後輪が浮きました(^_^;)。これはよくあることなんだそうです。前輪側を緩めても浮く気配なく、見事、傾斜角測定合格。『先日これで傾いた車があってなぁ~』っとは検査官の話(;・∀・)。
元に戻されていく測定器とトラック。ロッキーのエンディングテーマが流れる中、手前の業者さんは、安堵の様子でトラックの勇姿を見守っておりました!(^o^)!。
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