皆様、残暑お見舞い申し上げます。
しかし、暑いですねぇ~連日連夜。昨日は『処暑』、なんやぜんぜん処暑とちゃいますけど。。。。。今回は久々に“バラきますよー(^o^)/”
先日の朝、カングーのホーンを交換していると『ホーンってどうやって鳴るんですか??』と言う太田。 『スピーカーみたいな原理で鳴るんやでぇ』と私。『・・・・???・・・???』太田。 ってことで、今回は通常装着されているkangooのホーンを見ていきましょう。
最近のルノー車には国産車のような音がするホーンが付いております。
コレです!鳴らすと5馬力ダウンしそうな。。。。では!いつものようにバラきましょー!!
まず、一番手前の振動板を外します。真ん中のカシメをサンダーで削り取るとコレ。
次に左のホーン本体を開けます。反響板を外して~中が出てきました。ホーンは大きく分けて3つに分かれ、右から振動板、反響板、電磁石による作動部です。
作動部は電磁石、プランジャー、スイッチの構成になっていて、ホーンスイッチを押すと、ホーン本体に電気が流ます。本体に入った電気はコイルに流れコイル中心に磁界が発生(中学校で習う電磁石ですね)します。ちょっと難しいですか?フレミングの法則ですね。
①磁界が発生するとブランジャーは写真奥に引っ張られます。
②プランジャーが下がるとスイッチ部も一緒に奥に引っ張られ・・・接点が離れます。
③すると、コイルに流れてた電流が途切れて→磁界が消えます。
④磁界が無くなると、スイッチ部に付いている板バネに寄ってプランジャーが手前に戻ります。
⑤するとまた接点が繋がってコイルに電流が流れ磁界が出来~~~~~って感じです。
プランジャーは一番最初に外した振動板に直接繋がれているので、プランジャーの動きにあわせて振動板が高速で揺れることにより空気を振動させ、反響板を介して音が出る仕組みです。お~っ、ホーン如きにフレミングさんまで出動でした。自動車はこいう部品がいっぱい使われています。たかがホーンされどホーンですね。
太田がとなりで左手をあっちこっちの方向に向けてます(^^。今回は右手(右ねじの法則)ですよー。
>Tさん、いつもありがとうございます!!2問正解(?)ですので3問目にいきましょかー(^^)。
サンシェード差し上げます。