clean diesel engine-2

2023.01.30.Mon DIARY

皆様ごきげんよう

いや~寒いですね⛄先週は最強寒波で久しぶりに雪かきしました💦

まだまだ寒い日が続きます❄

どうかご自愛頂き元気に過ごしていきましょう

💪

さて先回の続き

🍀

今回はクリーンディーゼルについて少し掘り下げてみましょう

ディーゼルエンジンはピストンで圧縮し熱くなった🔥空気(400℃くらいといわれています)に

軽油を霧状に吹きかけることで爆発燃焼させその力で動きます

ガソリンエンジンより効率が良く低燃費に仕上げることが可能なディーゼルエンジンですが

“排気ガス中のNOx(有害ガス)とPM(黒煙)の低減”が最大の テーマになります

👓

2001に施行された自動車Nox・PM法によってそれまで

黒煙モクモクで走っていたディーゼル自動車が規制され

日本の自動車メーカーが国内向け乗用・小型貨物ディーゼルエンジン車の

製造から手を引いた時代の少し前1995年に

世界初“コモンレール式電子制御燃料噴射システム”を

日本のDENSOが商品化に成功していました

この燃料噴射システムを使えば石原元都知事の持っていた

ペットボトル内のPMはもっと少なかったと想像できますが

当時ディーゼルエンジンはダメのレッテルを貼られ

乗用車・小型トラックバンの殆どがガソリンエンジンになってしまいました

💧

       ヨーロッパのディーゼルはエエわー

このフレーズは2000~2010年頃よく聞きました

たしかに当時実際乗ってみるとよく走る

エンジン音も小さい・燃費がいい・黒煙出ないと良いことずくめ…

しかし近年の更なる排気ガス規制強化によって

排気ガス対策デバイスがアップデートされていきます

現在のクリーンディーゼルは

①コモンレール式燃料噴射システムの高圧化

②排気ガス再循環装置(EGR)の高循環率化

③DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター=黒煙を取る装置)

④尿素CRS装置(Nox浄化装置)

などによってクリーンな🍀ディーゼルになっている訳ですが

その分コストとその機能を維持管理する費用はユーザーが負担することになります。。。

      燃料噴射は1600気圧以上?3~5回の噴射?

クリーンディーゼルK9Kエンジンの燃料噴射圧力は1650気圧以上

深海16000m🐡の水圧以上と考えると如何に強い圧力で噴射されている

というのが分かるかと思います

さらにPM(黒煙)・NOx発生抑止とエンジン音の低減を狙って

燃料を複数回(3~5)に分けて噴射しています

ディーゼルの燃料(軽油)の自己着火温度が350℃と言われているので

噴射ノズルはそれ以上の高温にさらされていることと

軽油にはもともと凍結防止剤が混入されているので

ノズルが詰まってきて燃料の噴霧状態が悪くなるとPMも出やすくなり

EGRやDPFへの影響が心配される事となります…💦

📚

  では次回  “排気ガス再循環装置(EGR)”についてみていきましょう~

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