clean diesel engine-5

2023.04.03.Mon DIARY

皆様ごきげんよう

🌸

先々週から咲き出した桜もそろそろ終盤になってきました

寒い冬から一気に春になった感がありましけど

良い季節になりました

お体には十分ご自愛頂き元気に過ごしていきましょう

🌼

さてさて

クリーンディーゼルを乗って1年が経ち

乗る前に確かめたかった事がおおよそ理解できたと

私なりに思ったことをつらづらと書いておりますの5回目

今回は「尿素SCRシステム」についてです

💦

もともと軽油の自己着火をさせているディーゼルサイクルでは

高い圧縮圧力で空気を圧縮し

その圧縮熱を利用し自己着火させており

それによって当然のごとくNOxが発生してきます

💨💨💨

ではNOxの発生を少なくするためにはどうしたらよいか?

ほな圧縮をさげて(機械的ロスも少なくなる)みよ!っとなるわけです

そうすると今度はPM(煤)が大量に発生してきます。。。

大きく圧縮を下げず(効率が良くPMが多くならない圧縮圧)でNOxを何とかするには・・・

と考えられたのが今回の尿素SCRシステムです

ディーゼル燃焼行程で発生したNOx(排気ガス)は排気管内に送られます

このK9KエンジンではターボチャージャーとDPFの間の排気管内にある

尿素インジェクター(アドブルーを噴霧する部品)で噴霧された尿素と交わり

化学反応により還元

あるいは次の工程にある酸化触媒の下で還元される仕組みになってます

ちなみにこの工程の触媒になるAdBlue(高品位尿素)ですが

ドイツ工業会(DVA)が認めた製品のみAdBlueを名乗ることができ

全ての尿素がAdBlueではないということです

粗悪な尿素も実際存在しているようで

それらを長く使用すると副産物によってマフラーも詰まる事になります

ちょっと高くても間違いのない高品位尿素をご使用ください

🚙

では次回クリーンディーゼルの総括とおもっております

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