皆様ごきげんよう。11月になり秋も晩秋、朝夕の冷え込みが一段と増す頃ですので、どうか体調管理には十分お気をつけのほど。。。
先日フレンチブルーミーティングに参加された皆様お疲れ様でした。天気も悪く無く楽しめたのではないかと思います。また来年も参加したいと思っておりますので、ぜひ車山高原でお会いしましょう。
さてさて先回のつづきとまいります。ルノー100%になって復帰したRenault Sport Formula One Team、今年はルノーカラーの黄色にて参戦中(^^)。
金曜日セッションは、午前、午後のフリー走行2回。
車が動き出す金曜日からは、ガレージも非常に慌ただしくなります。
これはピット作業中にドライバーが見ているピットストップシグナル。現在のF1はレース中の給油が出来ないので通常のピットストップ(タイヤ交換)であれば2~3秒で作業が完了する速さ(゜o゜;。それを可能にしているもの、、、
タイヤ(ホイール)をマシンから外すインパクトレンチ(ホイールガン)。超高速回転でナットを緩め締め付け出来、我々が日常使っている六角モノとはぜんぜん違います。
フロントジャッキ。フロントウイング下に取付、素早くリフトアップ。ブレーキレバーみたいなモノは、ジャッキアップを保持するためのレバー。ジャッキアップする時には握られておりタイヤ交換が終わるとレバーを離して高速でジャッキダウン、ジャッキをフロントウイングから抜き取ります。
ジャッキの数々(^^)。手前3つはフロントウイング交換用のジャッキ。奥に掛かっている2つはリアジャッキ、これも保持するレバーが付いています。
ガレージ照明も吊り下げ式の専用モノを持ってきます。照明機能だけでは無く、色々な配線やホースをマシンに繋ぐことが出来ます。
今年のルノーF1のカラーは黄色、ジョン=シリウス?けどマット塗装。
日曜日決勝前のガレージ。メカニックはほとんど居ません。これは、土曜日の予選が終わると決勝までマシンを触ることが出来ない(申請をすれば整備が出来る箇所もあり)“パルクフェルメ状態”に入っているから。
奥の白い服を着ている方がマーシャル。予選後~決勝までガレージ内はマーシャルの監視下に置かれます。
燃料を計測しながら、時折エンジンをかけて暖機状態を保ちます。F1のエンジンはコールドスタートが出来ないので、常に水温、油温を監視しながらコンピューター制御でエンジンを回し(レーシングさせる)ます。時折ガレージから聞こえてくるエンジン音は、ほぼこの作業中の音です。
モニターを見ながら出番を待つピットクルー。フリー走行や予選の様な慌ただしさは無く、接触やトラブルが無かったら、レース中はこんな感じ。けっこうヒマそうですよね(^ ^)。
よくF1のテレビ中継に出てくる画像と一緒のモノを、ガレージ内でも見ています。
ルノースポールF1、鈴鹿の結果は12,14位でした。まぁ今年は、なるべくしてなった年ですので。。。ルノー・スポールF1は、これから始まります。期待してみましょう(^^)。
~余談~
レース終了直後、ガレージ裏では荷造り用コンテナの蓋がオープン(笑。
ガレージのパーテーションも外されて片付けられていきます。
パーテーションを火曜、水曜日に見た大きなコンテナに入れていきます。このパーテーション、チームは4~5パターンのセットを持っていて、レースが開催されるサーキットのピットガレージの大きさで持って来るものを決めているそうです。
大きなコンテナを運ぶ巨大リフトを動かすのも、ヨーロッパ戦でトレーラーを運転するのも全てチームスタッフがやります。
F1のスタッフは誰がどの作業をするか明確に区分けされており、全員プロ中のプロ集団ですので片付けもF1ドライバー並みに早いです(^^)。
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