当時のジウジアーロトレンドだったクリーンで機能美に徹したデザイン、
色気などは微塵もなくビジネスライクなのがルノーらしい。
そういえば、ルノーのセダンはR8・R10そしてR9・R11など
子供が描く、至ってシンプルなクルマの形
そのままを現実のものとしてきた。
それは結構重要なことだったのかも。わかりやすく
ムダのないカタチは四角いから広くて快適、高い
容積率で便利。
このシンプルさ加減の重要性をルノーはよく知っている。
だから、この時代BXもあった、405もあったけれども
ルノー21がシンプル イズ ベストだった。
普通のルノーの底力を感じさせる一台でした。