メガーヌⅢHB ~エクステリア~

2011.06.22.Wed DIARY

ルノー小平 店長の中川 団です。

今回は新型メガーヌHBのエクステリアについてです。

 

メガーヌⅢは『DESIGN FOR THE DRIVER』をコンセプトにしています。

実はこのコンセプトはメガーヌⅡも同じだったのですが、それをⅢ型でより発展させてます。

『DESIGN(デザイン)』というと、私などは形状そのものを思い描いてしまいますが、

メガーヌでは『設計』という意味も強く含まれているそうです(byルノージャポン)。

 

さて、能書はこのへんにして...。

メガーヌⅡの時に衝撃を受けたリア周りのデザインですが、今回は影を潜めましたね。

しかし、やはりルノーのデザインです。特徴があります。

 

私が最も好きなのは、フロントからリアハッチまで続くショルダーのデザインですね。

 

メガーヌRS同様、ボンネットの端に曲線の山(凸)を作り、段差をつけてフロントフェンダーへ入り、

フロントフェンダーからF&Rドア、リアフェンダーまで流れるような曲線の山(凸)。

そしてリアハッチに繋がるんですが、この山(凸)のお陰でショルダーがはっきり見え、

全体の『どっしり感』が出ています。メガーヌRSと同じですね。

  

このデザインのせいのなかどうかは知りませんが、メガーヌⅢはフロントフェンダーが樹脂では

無くなりました。

(メガーヌⅡで採用されていた樹脂フェンダーは(確か記憶では『ノリル』と呼ばれる)黒く

 小さな円柱状のビーズのような材料を型に流し込んで作られていました。)

 

さて、『真後ろ』と『真ん前』から見てください。

 

 

 

相変わらずルノー車は写真映えしないデザインですので、現車で見た方が立体感が出ますが、

どちらも共通しているのはショルダーより上部を絞り込んでおり、それによりショルダーが

はっきり主張しているんです。

更にF&RドアのサイドモールがRS同様、ボディ最下端に位置しており、一層グラマラス。

 

Ⅱ型では『後ろの出っ張り』というデザインでしたが、Ⅲでは『肩の出っ張り』という感じですね。

フロントから見た時と、リアから見た時に共通の印象を受けますね。オシャレです~。

う~ん....美しい!の一言。

 

そして離れた所から全体を『真横』から見てみてください。

ドライバーの着座位置が、丁度全長の中心に位置している事にお気づきでしょうか?

もちろんドライバーの体型差は出ますが、他の車と比較すると分かりやすいですよ。

これこそが先代メガーヌⅡが採用した『DESIGN FOR THE DRIVER』の踏襲です。

ドライバーを全長の中心に位置させる事により、コーナーリング時の運転者本人の横異動を

なるべく少なく感じさせてるんです。

正確には運転席は左右の中央に位置してませんが、自分を中心に車体が回転するイメージ

ですね。

普通に考えると、全長や全幅、更にトレッド&ホイールベースを広げて運転者をなるべく前に

持ってきた方が後席の居住空間に加え、トランク容量も広くなって良いんですが、メガーヌHBは

優先規準が違うんです。

 

ここがメガーヌHBの拘りですね。(と私は思ってます。)

 

無理やり広くしなくても、『運転しやすく』、『運転を楽しく』を中心に考えているんですね。

『それがメガーヌHBなのだ!』と1人で感じて自己満足してます(笑)。

因みに、『GTライン』と『プレミアムライン』では車高や前後バンパーの仕様が異なりますので、

全体の印象も異なります。お好みの方をどうぞ。(店長)

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