ルノー八王子 セールスアドバイザーの大塚です。
ニュルブルクリンクでFF最速を記録した“TROPHY-R”と同じ
エンジンスペックを誇るメガーヌR.S.273!
円熟期を迎えたメガーヌR.S.273は、一体どんなクルマに仕上がっているのか?
休日に試乗車のメガーヌR.S.273 TROPHY2(限定車!)を借りて確かめてみました。
12月某日。
朝の八王子は容赦なくクルマを凍らせます。
温度計の表示はマイナス2度・・・寒い。
十分暖気をして、まずは道志みち経由で山中湖を目指します。
出発してすぐに感じたのは、良い意味でとても扱いやすいクルマになったこと。
元々ルノー・スポールのクルマ作りは、日常での使い勝手を犠牲にしないもの。
それでも以前のメガーヌR.S.はクラッチが少し重めで、
奥の位置で急につながる感じなので、たまに乗ると最初の発進でエンストしてしまうことも。
それが、メガーヌR.S.273はクラッチのつながりも穏やか、
ノーマルモードのトルクでも十分扱いやすくなった気がします。
クラッチペダルも軽くなったような・・・?
6MTは相変わらずショートストロークで気持ち良く、
おかげで市街地の渋滞もあまり苦になりませんでした。
これはうれしい誤算。
そして、道志みちに入るとメガーヌR.S.273の本領発揮!
連続したカーブを曲がるたび、腰周りを適度に、
かつしっかりホールドしてくれるレカロのシートが運転に集中させてくれます♪
写真のシートは限定車のTROPY2のアルカンタラ仕様。
高級感があふれます。
市街地では少し固いと思っていた足回りは、
旋回時には驚くほどの安定感をもたらしてくれます。
本当に地面にぴたっとくっついて走っているのでは、と感じるほど。
また、ダブルアクスルストラットサスペンションの恩恵か、
微妙な修正舵も即座に反応してくれるハンドリングは、本当に素直の一言。
驚くほど自分のイメージ通りのラインを描いてくれます。
よく雑誌で見かけた文章の『オン ザ レール』とはこの事か!?
フロントのBrembo製 レッド 4ピストン アルミニウム モノブロックと
Brembo製340mmブレーキディスクはブレーキコントロールもしやすく、
自分の腕では限界なんてまったく感じません。
さらに、モードをスポーツモードに変更、アクセルペダルマッピングで
SPORTモードやEXTREMEモードを選択すれば、
ボディが軽くなったと錯覚するほどのトルク感!
そして、 シフトダウン時のバックファイヤは迫力満点!!
限定車のTROPHY2にはアクラボビッチ製チタンマフラーが
装着されていたこともあり、サウンドも最高です!!
これは楽しい!!!
気がつくとあっという間に山中湖に到着していました。
正直、物足りない・・・
せっかくなので、もう少し足を伸ばします。
つづく。