自動車登録番号標の話 ~その2~

2019.01.23.Wed DIARY

こんにちは、ルノー札幌の谷野です。

たかがナンバープレート、されどナンバープレート。
この縦165mm×横330mmのアルミニウム製の四角い板に対する拘りって人それぞれではありますが、皆さん少なからず何かお持ちではないでしょうか。

ご存知かと思いますがルノー車の故郷のフランスでは、縦110mm×横520mmのナンバープレートが採用されています。ルノー車にはこの横長のプレートのほうがしっくりくるのにね。とよく言われますし正直言うと私もそう思います。実は2012年に国土交通省の「ナンバープレートのあり方に関する懇談会」において横長のヨーロッパタイプへの変更が検討されたそうです。しかし「ナンバープレートの形状を実際に見直すだけの正当性やメリットを十分には説明できていない」として見送りとなったそうです。うーむ残念!

ただ、フランスには日本のように数字を指定する「希望ナンバー」の制度がないそうです。
日本での希望番号制度は1999年5月14日に導入されたので、まもなく20年になるのですね。生年月日や語呂合わせで自分の名前にしてみたり、愛車の型式や馬力だったり、様々な数字の組み合わせを楽しまれている方がとても多くいらっしゃいます。因みに札幌ナンバーでは「1122」(いい夫婦、もしくは結婚記念日?)の人気が高いようで、2017年より「1」や「7」、「777」「7777」と同じような抽選番号扱いに昇格(?)となっているんです。言われてみると結構見かけるんですよね「1122」。札幌周辺にはいい夫婦が多い?!

折角ですからナンバープレートの話をもう一つ。最近減ってきてはいるのですがいわゆる「光るナンバー」。正式には字光式ナンバープレート(通常のタイプをペイント式)と言うのですが、これ発祥は北海道だそうです。雪でナンバープレートが見えなくなってしまう問題を解消するべく1970年に北海道で導入されたのが最初なんですって。数字を光らせてナンバープレートを主張したい訳ではなく雪の弊害を減らすべく考案された物だったとは意外な感じですよね。

 

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