皆様ごきげんよう。今日の朝はまた寒かったですね~。体調お変わりなくされてお見えですか。
さて、スタンドで燃料を給油する時、給油口の蓋、開けますよね。自動車用語では、自動車の外装にある蓋の事を『リッド』と言い、燃料蓋の事は『フューエルリッド』と言います。他にもトランクの蓋は『トランクリッド』。。。。ちなみにガソリン、英国圏ではpetrol(ペトロール)と言い、フランスではESSENCE(エソンス)と言います。essoはそこから来ているのかな(^^)。
これはKANGOO Be‐bopのフューエルリッドを開けたところ。もちろん、給油キャップにkeyがかかっています。
これはKOLEOSのフューエルリッドを開けたところ。フューエルリッド自体に仕掛けが有り(国産と同じ手法)、運転席下のレバーを引くと、ロッドが写真左方向に動きリッドとの引っかかりが外れ、スプリングの力で開くって構造です。
これ、ルーテシアのフューエルリッド。矢印のように穴があるレバーがロック装置に入り込み、ロッドが穴に入りロックされる仕組み。
上がドアロックOFF、下がドアロックONの状態。ロック装置にロッドが飛び出してきます。
で今回のターゲット!ピストルじゃないですよ(^^)。ロックロッドを動かしているアクチュエーター(装置)です。ではいつもの如くいってみましょかー!!
はい、フューエルロックアクチュエーターの開きです、炙りまひょか(笑)。結構簡単な作りですが、ギア部などはウォームギアを使いロッドを動かしています。
左がリッドロック側(ロッドが伸びているところ)右がリッドオープン側(ロッドが縮んでいるところ)に動いているところ。ウォームギア、分かりますか?回転運動を移動運動に換えています。
これが動かしているモーター(漢字の国製)下右は無負荷テストをやってモーターを回しています。
実はこの部品、作動不良に為に交換した部品なのですが、このモーターの中で、ショートしているらしく時々光ます(汗)。モーターは電磁石と磁石の作用・反作用で回転運動を作っていますが、電磁石側のコイルがショートを起こすと磁力が落ち、回転運動の力が落ちるので作動力低下になり動かなくなります。
ちょっと難しいですが、要はモーターしだいってとこですかね。日本の『馬渕モーター』を、使って欲しいものです。
ちなみにmotor(モーター)、フランス語でMOTEUR(モトゥァー)。エンジンもengineとは言いません、MOTEUR(モトゥァー)です。動力装置はなんでもMOTEUR(モトゥァー)。エンジン スターターモーターは=MOTEUR(モトゥァー)STARTER MOTEUR(モトゥァー)?(^^)?。