皆さまごきげんよう。
良い天気が続いてますね~あっという間に初夏になった気がしますが
梅雨もすぐそこまで来ております。
どうか体調管理にご留意頂き
元気に過ごしてまいりましょう。
昨日のカングージャンボリー2020オンラインは
いかがでしたでしょうか?
お店でパブリックビューイングをと思っていたのも
束の間
煙りだしてテレビが壊れるというハプニングが。。。
では先回のつづき
ルノー四日市20年周年という事で
最近のテレビ番組みたく
販売させて頂いたルノー車のカタログと共に
振り返っておりますw。
2002年春~ルーテシアR.S.Ph2発売。
ph1ではカタログすら無かったルーテシアR.S.が
なんと!通常車種のRXTより若干早く
しかもカタログ有での販売スタート。
ボディーカラーも
赤 青 黒 シルバーと
中々のラインナップ。
このR.S.から電子制御スロットルバルブが本格導入。
ドライブ・バイ・ワイヤーと言い
これまでアクセルペダルとスロットル(エンジン)が
機械的に(ワイヤー)つながれていたものを
電気で繋ぐ(今日では普通)方法に替わったのがこの時期。
オートエアコン オートライト ヘッドライトもキセノンになり装備も充実。
カタログ数値的には3PSパワーダウンになってましたが
ボディ剛性も上がって
良くなっていた思いがあります。
後ほど追加された
“F1チームリミテッドエディション”。
大型化されたリアスポイラーと
ESPが装備された限定車。
F1活動をもっと車の販売にという活動が始まる。
少し遅れて通常モデルのルーテシアもPh2発売へ。
今までのファニーフェイスから
三角目のヘッドライトに変わり
キリっとした顔にフェイスリフトされたのが特徴。
当時のルノーデザインを率いていた
パトリック=ルケモンの言うデザインのPh2に
移行していく時期でした。
また
ルノー特有のゆったりシートが
タイトなドイツ車のようなシートになったのも
このモデル。
R.S.同様
装備は充実したのですが
“ルノーの良さはシートから”
って言うフレーズが使えず
販売に苦労した思いがあります。
ほぼ同時期
待ちに待ったルノーカングーが
正規輸入として日本初上陸。
排気量1.4Ⅼ 4AT 右ハンドル
のみのラインナップ。
やったー!っと
ルノー販売に携わっているもの全てが喜んだ
のも束の間
え?観音ドアちゃうの?!
という出だしで販売スタート(笑。
非力なエンジンながら
それを物とも言わせない使い勝手が良く
楽しさいっぱいの車
ここから私のルノー車人生も始まりましたw。
メインカラーは黄色と言われながら
カタログは赤色カングーが多いという謎多きモノ
青 緑 シルバーのラインナップ。
このモデルは短命で
次の年には早くもph2になるのでした・・・
春すぎ~
ルーテシアR.S. v6が続々入荷。
01年の冬前に一度入荷してきて以降
待ちに待ったと言うか大変お待たせをしていたモデルがコレ。
製造元のトムウォーキンショーレーシング(TRW)が
負債超過に陥り
生産が不安定になってたことによるもの。
元々5ナンバーサイズのルーテシアに
排気量3Ⅼのv6エンジンを
それもリアシートを外して
後ろに乗せたというとんでもないモノ。
パフォーマンスより見た目が凄かった。
秋~
ルノーの最高級2ドアクーペ“アヴァンタイム”発売。
3Ⅼv6エンジン 5AT 右ハンドル。
ボディカラーは青 紺 緑 ベージュの四色。
内装は
黒orベージュと中々のカラーラインナップ。
コンセプトカーをそのまま市販車にしちゃいました
って車で
彫刻的でダイナミックな
フロントビュー サイドビュー リアビュー。
テールランプ形状などは絵葉書になるほどのモノ。
ミニバンの格好をしながら
2ドアクーペと言い切るルノーの潔さを
お客さんに伝えるのには苦労しました。
当時
何十年か後に評価してもらえるように成ると思います!
って言うてましたね~(笑。
製造は今は無きマトラ社製。
年が明けて2003年~
ルノーのⅮセグメント車種“ラグナ”発売。
ボディは5ドアセダンとエステート。
3Ⅼv6+5ATと
エステート専用として2Ⅼ+4ATのラインナップ。
ルノーの高級車を製造するサンドヴィル工場で
生産されていたこの車は
装備 品質も良く
v6搭載車の本革シートに座ると感動!
生まれて初めて身震いしました(感動して)。
またEuro N CAPで
世界で初めて5スターを獲得した車で
(ここからルノー車の5スターが続々ラインナップされていく)
安全性も当時最高級な車でした。
夏、カングーPh2発売~
フェイスリフトが入り少しキリっとした顔へ。
排気量1.6L 4AT 観音ドアorハッチバック
キャンバストップ
ボディカラーは何と10色!と
中々のラインナップ。
エンジンが1.4Lから1.6Lに変更になったので
坂道や高速道路などもストレスなく走れるようになり
元々素材的には申し分ない車に
後に追加されたMTなども人気で
ルノー車販売の基礎が出来るきっかけになりました。
また
販売の90%以上が観音ドア
という(そーなるでしょ)流れになり
早々にハッチバックが販売終了。
遅れて
オーセンティックシリーズの5MTや
ジェラホンと言われる
ルーフ後部が跳ね上げ式フラップが付いているモノも登場。
秋~
ルーテシアR.S. V6 Ph2発売。
これもファニーフェースからPh2のキリっと顔へ。
ボディが強化されている分パワーも向上。
相変わらずカタログは無しで
ムック本の抜き刷り集にて販売。
これまでのカタログの見開きと02年以降の見開き。
このあたりからパトリック=ルケモンの言う
“デザインのPh2”
に移行していくことになります。