皆様ごきげんよう。なんかスッキリしない天気が続いていますねぇ・・・各地、それも町単位のゲリラ豪雨が起こり、大変な事になっているところも多くあります。ホンマに気ーつけていきましょう。
さぁーっ、先週の続きいってみましょ(^O^)/。
私達がよく言う“オートマチックトランスミッション”を先週少し触れてみました。もっと詳しい事を知りたい方は、色々調べてみてください(-д☆)。総じて言うと、①難しい操作が無い(簡単)。②半クラッチ操作が要らず、発進時エンストしない。③スムースに変速。④マニュアルに比べ伝達ロスが多い。⑤ダイレクト感が無い。などなど。②④はトルクコンバーターの作用の利点と欠点。③⑤はプラネタリギアの利点と欠点でしょーか(^^)。
さて、EDCとよばれる新型トランスミッション。以前ルノーが使ってたクイックシフト5=以降Qs5(私のTWINGO2など)の発展版と思って頂ければと思います。Qs5乗られた方おられますでしょうかね~シフトアップの時に一呼吸(^^)有ります。クラッチを切る繋げる操作を機械がやってくれるのですが、その時にどうしてもラグ(遅れ)が生じます。その変速時の遅れを解消したのが『EDC=デュアルクラッチトランスミッション』です。
Qs5は、変速時、1組のクラッチで(普通のMTと同じ)エンジンからの入力を切ったり繋いだりしていましたが、このEDCでは“2組のクラッチ(デュアル=ツイン=2組)”を用いてやります。シルバーの円盤はセンタープレートといわれる部品でエンジンと直結されており、コレを2組のクラッチが挟み込む格好になっています(^O^)/。今、1速にギアが入りエンジン回転(=出力)が、フライホイール~センタープレート~奇数番号ギア用クラッチを経てトランスミッションに伝わっています。この奇数番号ギアというのは、1、3、5速のギアになります。 ちょっと難しいですかねぇ(^_^;)。
こちらは、偶数番号ギア用クラッチが締結して2速に入ったところ。偶数番号ギアは、2、4、6、R(リバース)です。このように2つのクラッチを、交互に使うことによって、瞬時にシフトアップ、ダウンを可能にし、普通のオートマチックと遜色ないスムースな変速が出来るトランスミッションになっております。(^^)。
構造を見て頂くと、歯車が常時噛みこんでいるギアになり、MTとほぼ同じ。遊星ギアではないので、MTのようなダイレクトな走りを感じて頂けますし、クラッチですのでトルクコンバーターのような伝達ロスも少ないのが、この新型トランスミッションの最大の利点です。
少しざっくり見てきましたが、私が感じるところ、現在MTを乗って頂いている方は、EDC=オートマチックの認識でOKかと思います(^^)。ただ、現在ATを乗られている方は、構造が全く違いますので、1~2速へ変速する時などギクシャクすることもあるかと思います。が、『上記構造上のモノ』ということをご理解頂き、 MTのようなダイレクト感を楽しんで頂ければと思います(^^)。
まぁ、私のTWINGOのQs5(シングルクラッチ方式のモノは他に、VW-UP、FIAT-500、PEUGEOT-208、CITROEN-C3なんかにも搭載されております)に比べれば、シフトラグ、ギクシャク感など皆無と言って良いかと。。。。(^_^;)。
最後に、新型ルノー ルーテシア、ルーテシアR.S.、キャプチャー、を既に乗られている方にワンポイントアドバイスです(^O^)/。信号待ち等で、Dレンジあるいはマニュアルモードの1速でブレーキペダルから足を外すと、ATのクリープ現象のように徐々に車が動き出します。これは、半クラッチを機械が行っているからなんです。何が言いたいかと申しますと、半クラッチの状態を長く維持、あるいは多用するのは、あまり良いことではありません。渋滞などでは、車間距離を取って頂きブレーキペダルから足を離したら少しアクセルペダルを踏むようにしてあげて下さい。そうすれば半クラッチは無くなりますので。。。もちろん、駐車の時のような短時間の場合は、このクリープ現象みたいな半クラッチを使って頂いても大丈夫です(^^)。
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