皆様ごきげんよう。今日は良い天気でしたね。10月も残りあと少し、今月ほど天災の多い月は無かったのではないか?と思いますが、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。即位の礼もすぎ本格的に令和突入、どうか令和が良い時代であって欲しいと思います。
さてさてこの時期はルノー(ルノースポールレーシング本体)が大勢でやってくる時期、そうフォーミュラー1(F1)日本グランプリです。毎年のごとくチームの邪魔をしに行くようになって早や9年目、もうそろそろ英語が出来るかというとこれまた全然ダメで、いい加減にせい!とそろそろ言われそうな中、今年も覗いてきました。
こちらはコース裏側のルノーチームガーレージの出入り口。こちらのガレージと、接客や食事、休憩などに使われるここホスピタリティ(裏には事務所があります)との間は、始終スタッフが行き来するところ。
パーテーションの端にあるルノーF1チームの全スポンサーが載っている所は、ドライバーインタビューなどで使われる場所で、ルノーの黄色と黒のカラーリングは、パドックのパーテーショングランプリがあれば、優勝できるんじゃないかと思うくらいセンスが良いです。
F1今年のメインスポンサーはオランダのHeineken。☆がサッポロビールに見えてしまう日本人は私だけではないはず(笑。
これは、水曜日のピットレーン。F1は木曜日~日曜日の4日間で行われるので、その準備をしているところ。
通常は火曜日まででこの看板設置作業は終わってないといけないのが、今年は(資材が届いてなかったのかな)チームの邪魔(笑)をしながらやってました。日本だと許されないやろなぁ~ちなみにF1開催中のコースより内側は、日本であって外国になってしまいます(^^)。
コース上もスターティンググリッドが整備されてF1らしくなっていきます。
コース上のHeinekenの看板裏がちょっと笑える。
ピットとピットレーンを分けるラインにもF1スポンサーのロゴが印字されます。結構ローカルなのがちょっと笑える。
FIA(国際自動車連盟)の看板の下には、F1の車検場や事務所、セーフティカーやメディカルカーが格納されています。
夕方にはピット付近は随分片付いて、中ではマシンの組み立てに追われてます。鈴鹿で試したフロントウイング。
今年もルノーF1チームにと、“株式会社フタバモデル製作所さま”から、ドライカーボン製の必勝応援ダルマと招き猫を頂きました。三度目となるこのカーボンダルマは、日本クウォリティーにさらに磨きをかけたもので、ビックリの“本漆仕上げ”。顔の部分や色が付いている部分は天然の顔料と漆を混ぜて塗り、金色の目やシルバー色の文字には、漆で書いた半乾きの所に純金やプラチナの粉をまぶしてから拭き取る“蒔絵”という手法で作られた手の込んもので、製作には、名古屋城本丸御殿復元の監修にあたった工芸士さんの協力を得て造られた超一品もの。素人の私ですら、造形だけでもドライカーボンで造ろうとすると大変だと思うのによくここまでって思ってしまう。。。
金曜日朝~ピット前はフリー走行前。左リカルド、右ニコのマシン、左のマシンをよく見てもらうと、前輪車軸の後ろに柵みたいなものが付いてます。これ、今回持ち込んだFウイングの空力を測るための器具。年間のテスト走行が制限されている中では、本番前のフリー走行もテスト走行に使われたりします。こういう所は金曜日の良さでしょうかね。
フリー1は、猫も応援にスタンバイ!テレビにも出演‼(笑。
フリー走行2では、ダルマも応援。
しかし段々押し寄せてくる雨雲。そうです、F1も今年、天災の余波をうけて金曜日のフリー走行2が終了後・・・
となりまして。。。
急遽撤収作業に。。。裏のパーテーションは全チーム撤収。なんか月曜日の姿になりました。
ピット前のウォールスタンドもすべて撤収。
セーフティ、メディカルカーも撤収。
パドッククラブの観葉植物も撤収。
開店ガラガラ状態に・・・初めてみました。。。
何とか土曜日の中止だけで済んだF1は、予選・決勝同時日開催のONE day raceとして日曜日行われ、レースでは健闘したルノーチームもレギレーション違反で失格となり。。。
翌日の月曜日。。。日曜日の決勝が終了すると急ピッチで片付けが始まり、F1マシンはタイヤ、カウル、ノーズ(Fウイング)、ブレーキ、サスペンション、ギアボックス、エンジン、フロア、モノコックに分けられパッキングされ、次の開催地に向け空輸される最優先貨物になり、他の空輸する荷物と一緒にサーキットを後にします。
残ってるパーテーション群は、少し時間がかかっても良い荷物で、船便にて本国へあるいは、今後鈴鹿と同じピットガレージサイズのサーキットがあればそこへ向けて船便にて運ばれていきます。
集まる時と違い出荷は全数同時ですから、広い鈴鹿のパドックスペースでも荷物で溢れかえってる状態に、朝の市場の如く動き回るフォークリフトたち(笑。舞台造りから解体パッキングまで見ていると正にサーカスのようです。
さてと、ちょっとお裾分けを頂いてF1 2019 Japanese GPはこれにて!
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