tsu-jou

2015.01.19.Mon DIARY

皆様ごきげんよう。1月も半ばが過ぎ明日は大寒。まだまだ寒い日が続いていきますが、お体充分にご自愛くださいませ。

さーてっ(^O^)、2015年 “初城” 行きましょっかねーぇ。また城かーって思って見える方、ええ、まったくそーなんです(^^)。  三重県県庁所在地津市という町であります。四日市市の方が人口が多いし立派?なのですが、太古から伊勢の政治の中心は津にあり、古い時代、日本有数の港町として栄えていました。戦国時代には尾張の織田信長の弟、信包がこの地を治めておるわけですが、その時、安濃津(現在の津市)にあった砦を本格的な平城に造り変えたようでして~信包が造ったと言われる安濃津城は徳川時代に移封してきた築城の名手“藤堂高虎によって大改修されるわけです。

20150107_145025昔の姿はこんな感じ(^O^)/、安濃川、岩田川を第一線の防御に、の西側に武家屋敷群、東側に寺町や堀川を造り防御に仕立てていたようです(^^)。

2015-01-17_14.32.22グーグルマップに昔のを書き込むとこんな感じ。津を知ってお見えの方には中々面白いかと。。。(^m^)。

P1030095現在は北側内堀の一部と西之丸本丸しか残っておりません・・・どうぞ(^O^)/。

P1030090では、西之丸に行ってみましょう。少しだけ枡形虎口(コグチ=出入口)が残って。。。感じです。

P1030093櫓門の台は切り込み接ぎ、枡形の一部は谷積みです(p_-)。

P1030097現在西之丸は日本庭園になっています。。。

P1030099城壁の上からを。。。

P1030100の向こうには津市役所

P1030104向こうに見える更に高い城壁は本丸の石垣。

P1030107本丸の石垣。さすが藤堂高虎って感じがします(^^)。ここから本丸

P1030110P1030111

この石垣の向こうは堀になっており、石垣の上には続櫓が造られていたそうです。

P1030108この石垣は本丸をぐるっと取り囲むように造られておりました。なかなか鉄壁の防御です。

P1030112現在唯一ある建物、丑寅櫓が遭った場所に模擬で再建された隅櫓。あるまでも模擬です。。。(´・ω・`)。

P1030114う~ん鉄筋コンクリートの香りがしますな。。。(´・ω・`)。

P1030115一応、狭間なんかも作ってあったりします(^^)。

P1030124P1030120

続き櫓台から見た北側の昔は100Mくらいの幅があったと。。。

P1030126本丸から西之丸を。。。

P1030141P1030140

続き櫓台の南側~

P1030144その先には天守台があります。

P1030151津城天守台

P1030152織田信包の時代には五層の天守があったようです。

P1030156残念ながら天守台には登れませんでした。。。

P1030157P1030158

本丸御殿が有ったところは噴水が~子供の頃よく来ました(^^)。

P1030159旧町名復活させればエエのに。。。

P1030162この津商工会議所の辺りに東之丸がありました。

P1030164国道23号線、こちら側は外堀

P1030165こちら側は東二ノ丸でした。

P1030166このロアールって書いてある建物、なんやらお城っぽいカタチをしておりますが、昔は子供なら誰もが喜ぶオモチャ屋の“ウシバ”やったところ。よくココで牛歩戦術をしたものです(*^_^*)。あっ、今回の話とはまったく関係ございません。。。

P1030174ここは岩田川。向こうに23号が見えます。この右側・・・

P1030172橋の下は今でも船で通れるのですが、ここが津城の東に掘られてた堀川のなごり堀川は、城の東側の防備と船を引き入れ荷物の流通を良くする運河の役目をしてました。

P1030169現在これだけしか残っていませんが、突き当り右へ~23号線バイパスまで抜け、パイパスにそるように堀が造られ、海からの物資は、この堀川に集められ、堀川の西側(写真左側)にあった城下町(商業地)に運び込まれました。

今は殆ど残っていない津城跡P1030180藤堂高虎や言うても、あまりに近すぎて有り難みが薄かったですが、今回見てみて立派な城やったんやなぁ~と感心しました。また機会あるときにでも訪れてみてくださいまし(^^)。

 

 



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