皆様ごきげんよう
いや~蒸し暑い日が続きますねぇ~
🌴
九月になったと言えど
まだまだ夏の気配
熱中症など起こすことなく元気に過ごしていきましょう
💪
さて今回は日本の神々の話を少し
飛鳥時代末期から古代奈良時代初期にかけて編纂された
“古事記”という日本最古の書物
内容は昔話に出てくるお話意外は
知らない方がほとんどかと・・・
でも戦前までは多くの人がその内容を知っていたようです
📚
古事記の始めには
宇宙を作ったとされる第一世代の神々が登場し
次に現れる第二世代の神々の中に
イザナギノミコトとイザナミノミコトといわれる
日本を造った2柱(神様は人ではなくて)の神様が登場します
その二人の神が共同でいろいろな神や
日本の島を作っていくのですが
火の神を出産しようとしたイザナミノミコトが
その熱さで亡くなって(人間で言うと)しまいます
🔥
亡くなったイザナミノミコトに会うため
黄泉の国へ行くイザナギノミコトですが
イザナミノミコトの変わり果てた姿に
黄泉の国から逃げ帰ります
黄泉の国へ行ったことでケガレてしまったイザナギノミコトは
「禊祓」ため入水しケガレを払っているときに多くの神が生まれ
最後に三貴子の“天照大神”“月読命”“須佐之男命”の神が生まれます
ここから今の天皇家祖神に繋がっていくわけですが…
~今回前置きが長くてすみません💦~
天照大神の兄弟である月読命(ツキヨミノミコト)を祭る
内宮の別宮がここ月讀宮です
ここは月読命とその親であるイザナギノミコトとイザナミノミコト
の社殿がありお参りする順番も決まっています
社殿は4つあり月読命を祭る社殿が2つと
親に当たる神様を祭る社殿が2つ
本殿はすべて神明造りで
右奥2つの社殿には月読命が
左奥の少し小さい社殿は親である
イザナギノミコト・イザナミノミコトが祭られています
前の式年遷宮からはや10年
社殿も年期が入ってきて趣きを感じますよね
月読命を祭る社は
ここ内宮別宮の月讀宮と
外宮別宮の月夜見宮がありますので
ぜひお伊勢参りの際は二つとも参られてみてください
御朱印帳もお忘れなく!