店長の中川です。
今回はコレオスがどんな車か具体的にお話します。
まずサイズ。参考に他車と比較しますと...
コレオス :全長4525、全幅1855、全高1695、ホイールベース2690
グランセニック:全長4495、全幅1810、全高1635、ホイールベース2735
VWティグアン:全長4460、全幅1810、全高1690、ホイールベース2605
ホンダCR-V:全長4520、全幅1820、全高1690、ホイールベース2620
日産X-Trail:全長4590、全幅1785、全高1685、ホイールベース2630
という感じです。
大体の大きさのイメージは湧くでしょうか?
寸法上の大きさは夫々多少異なりますが、コレオスが他の車から秀でているのは
その大きさを感じさせない所です。このところのルノー車に共通していますね。
何故コレオスは大きさを感じさせないのか?
一番の理由は『前方視界』と『前上視界』が広い事なんです。
コレオスの標準グレードに装備されている6way電動シート+チルト&テレスコピックハンドルにより、
最も適切なシートポジションを得らますが、それだけではありません。
実はフロントウィンドの傾斜や間口の大きさ、それに着座ポイントが大きく関係しているんです。
運転席に着座してフロントウィンドを通して前方を見た場合、
見える範囲の一番下(フロントウィンド最下部)から一番上(フロントウインド最上部)までの角度を
『前方視界』と言いますが、この角度が非常に広いんです。
更に同じ着座位置からフロントウィンドを水平に見たラインから、
見える範囲の一番上(フロントウインド最上部)までの角度を
『前上視界』と言いますが、これも同様に広いんですね。
具体的には....
前方視界 前上視界
コレオス : 36.3度 31.0度
X-Trail : 32.9度 23.1度
デュアリス : 34.7度 26.0度
RAV4 : 34.7度 25.3度
セニック : 34.9度 25.7度
角度ですのでイメージしづらいですが、実はかなり違うんですね。
この角度が狭い車の場合、上方向の視界は『長いひさしの帽子を被っている』ようなもので、
下方向の視界は『太い縁のメガネをかけている』ような感じです。
要するに上も下も見えづらい、という感じです。
しかし、コレオスは上から下まで角度が広くて良く見えるんです。
普通の使い方ではもちろんですが、雪道等での悪路を走る時も路面状態を
早く把握できる為、安全に走れるんです。
普通の道では感じませんが、雪道などではこの違いが大きいんですね。
昔から安全重視のルノーらしい作り方です。(店長)