ルノー小平セールスアドバイザーの田中です!
新型ルーテシアでワインディングを走行してみました。
お店の近くにそのようなコースがありましたっけ?
。。。とういことで今回は地元の方ご存知の狭山湖周辺を走りました。
道は狭いけど高低差もあり忙しなく左右にハンドルを切るには申し分ありません。
ただし、一般道なので法定速度厳守でいきますのでその辺を引き算して読んでくださいね。
それもあって今回は走行モードを切り替えて車の反応の違いを体感したいと思います。
モータージャーナリストではないのであくまで私の主観でいきますので悪しからず。
まずは走行前に空気圧は要チェックですね。日々これ大事。
運転席ドアのラベルどおりに合わせます。前輪が2.5bar、後輪は2.2bar。
サイズは205/45R17 コンチネンタル社製エココンタクト6です。
今時のBセグメントのタイヤは大きく薄いですね。
エコ寄りの位置づけですが速度記号はHなので210km/hまでいけます。
規定値に合わせて準備「OK」です!
さぁ、現場に到着です。
気温8℃、天候に恵まれてドライコンディションです。
なんとかすれ違える程度の車幅、アスファルトの質も凹凸もめまぐるしく変化する「ある意味良い道」です。
今回はこのような道をモードごとに往復します。全長3kmほどのコースですね。
それにしても写真栄えする、カッコいいクルマだ。
まずは物事の中心にくる【MySence】モードでスタート。
後々これをベースに比較していきます。
走り始めての第一印象は「すっごい素直、意のままスイスイ」。
ここまでの低速なので当然ではありますが、自分の意図通りに反応するのは嬉しいですね。
アクセル開度に対して比例して加速していくのでストレスフリーで運転に集中できました。
ルノーの伝統?電動パワステでも路面の状態がハンドルによく伝わってくるので安全面でもいいですね。
これなら雪道などで「もう滑りそうだな」とハンドルから危険を察知することができます。
ちなみに燃費表示は7.0L/100。100÷7で14.2km/1Lでした。
皆様にとってはいかがでしょうか?個人的に超優秀な燃費だと思います。
次は【Eco】モードです。その名の通り、エコノミー・エコロジーを重視したモードです。
MySence比で変化するのは、アクセルの入力信号(緩やかに浅く)、パワステが軽く、エアコン制御もエコに。
さほど意識しなくても燃費の良い運転ができるようにドライバーをサポートします。日常はこれで宜しいかと。
さて、先ほどどまったく同じコースを走ります。
すぐ気づくのは「下りコーナーからの登り立ち上がり」でワンテンポ加速が遅れること。
それ今だっ、とアクセルを踏むと肩透かしを食らう感じです。
違和感、歯がゆさ、、、、。「からの」関心。
実によく出来ているなぁ。プログラムしたエンジニアの意図が伝わるようです。
できるだけハイギアを選択してくれるので、アクセルOFFでスーッと進んでくれます。
パワー不足は全く感じないので、このモードを意のままにできれば自ずとエコドライブが身につきそうです。
ECOモードの燃費は18.8km/1L。
同じコースを走った上での数字。ここまで良くなるものなのかと・・・。
ルーテシア先生、レクチャーありがとうございます。
続いてはお待ちかね【Sport】モードです。
MySence比で変化は、アクセルの入力信号(急激に深く)、パワステが重く。
ルーテシア曰く、「スポーツ走行したいならできるだけ低いギアを選択して引っ張るよ、Good Luck!」の状態。
いやぁ~、こればかりはしかるべき場所でチェックしたいですね。
アクセルOFFでキープギアなのでエンジンブレーキが効きます。
強めにブレーキで減速するとブリッピングして合わせてくれます。
ハンドルはよりダイレクトで正確性が増します。
「ハンドル切ったかな?アクセル開けたかな?」で車の姿勢が変えられる感じ。
これって本当はR.S.も作りたい? ルノー・スポールのDNAが生きているのかも。
そんなこんなで極低速の一般道ではギクシャクするばかりのSportモードですが、
ECOモードのようにワンテンポ遅れるなどは皆無。
鋭い加速が得られますし、コーナー前ではエンジンブレーキが減速を手伝ってくれます。
先代ルーテシアR.S.1600ccターボに匹敵するトルクを発生する新型エンジン。
その片鱗を体感するならお奨めのスポーツモード。一般道では自制心との戦いか。
そして注目の燃費結果は12.0km/1L。
だいぶ落ちますが上々ですね。同様のコースを走った結果としては参考になります。
これでも歴代ルーテシアのなかではトップクラスの燃費の良さかと。
すべてのモード切替の検証が終わりました。
やっぱり最新のクルマですね。一粒で3通り楽しめました。それぞれ良く出来ていて別のクルマみたいです。
環境によってキャラクターを変えることができるのは嬉しいですね。
ドライバーによって好みは違います。人それぞれの感性にあったアクセル、ハンドルフィールが得られます。
ちなみに私の好みはMySenceモードでハンドルはSportでした。
Newプラットフォーム、NEWパワートレーン。難しく語ることも時に必要ですが、
行き着くところ「人それぞれの意のままに操れる車=安全で楽しいクルマ」、それが私が思う新型ルーテシアでした。
番外編でこんな補修だらけの悪路も走りましたよ。
これぞパリの石畳仕込み!とか言いつつひとっ走り。
本当に45扁平?!粘る、しなやか、跳ねない、凄いぞルーテシア!これぞ伝統が息づく最新のルノー!
続きは愛車にしてからのお愉しみ・・・・。